ユニバーサル・デザインを提唱する米の博物館長、ダイアン・ピルグリムさん(この人)(1998年9月30日)

■いつ?
1998年9月頃
■どこで?
熊本県熊本市
■誰が?
ダイアン・ピグリム氏(米国スミソニアン協会国立クーパー・ヒューイット・デザイン博物館館長)
■何をした(する)?
「くまもとハートウィークス1998」で「ハートフル福祉」をテーマに講演をする。
■なぜ?
約100年前に創立された博物館を車椅子で動けるように全面改装。その出来栄えが、UDの実施として高く評価されているため。
■どのように?
・障害者と健常者の同等生活提唱するUD運動の米国でのオピニオンリーダーとして名高い。

・20年前、前職のキューレーター時代に、進行性多発性硬化症と診断された。杖を使ってしのいでいたが、現職にスカウトされた直後から車椅子に。

・「すべての人に使いやすい生活用品やビジネス環境を、わざわざUDと呼ぶのは、本来恥ずべきことだと思う。デザインには倫理や道徳も含まれるはず。しかし、米国でもまだ始まったばかり。高齢化が進めば理解が早まるでしょう」病のため、ゆっくりとした口調だが、1語1語力強く訴える。

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