■いつ? |
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2000年3月 |
■どこで? |
松屋銀座本店(東京) |
■誰が? |
株式会社松屋 |
■何をした(する)? |
UD商品専門コーナー「ユニバーサルスクエア」を開設した。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・「ユニバーサルスクエア」で扱っているのは文具、家庭用品、雑貨など約150点にのぼる。売れ筋の1つであるトライポッド・デザイン株式会社(東京・品川)のボールペン「ハンディ・バーディー」(1800円)は手のひらにすっぽり収まり、わずかな力で字が書けるように工夫されている。ボールペンとしては高価だが、2000年5月当時、当初の予想の2倍にあたる約40個が毎月売れているという。
・イトーヨーカ堂も2000年5月当時、専門コーナー「UD LIFE」を27店舗で展開している。罫線と罫線の間を太くして書きやすくしたノート(160~400円)やルーペつきとげ抜きピンセット(1620円)など、品揃えは100点あまりである。2000年以降、全国約170店舗に広げていくという。 ・相模ゴム工業株式会社は、日本より一足先にUDが普及したスウェーデンから入浴用具や調理器具など約100点を輸入している。2000年には、関節や筋肉への負担を軽減し、全体をS字型に設計したボディーブラシやくしの輸入を始めた。 ・2000年5月頃にはトヨタ自動車、松下電器産業など12社と社団法人かながわデザイン機構などが商品開発を目的とした企業会員組織「ユニバーサルデザインフォーラム」を発足させるなど、大手メーカーの取り組みも活発になってきているという。 |
■参考資料 |
「楽に書けるペン…、高齢化社会でデザイン進化――使いやすい日用品続々。」『日本経済新聞』2000年5月25日,夕刊,18面 |