■いつ? |
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2005年度 |
■どこで? |
記載なし。 |
■誰が? |
国土交通省 |
■何をした(する)? |
乗降口に階段がないノンステップバスの標準仕様を定めた。 |
■なぜ? |
乗客の利便性向上とともに、製造コストの削減効果を狙ったため。 |
■どのように? |
・標準仕様は「伝い歩きを考慮した握り棒や手すりなどを設置する」「降車ボタンはわかりやすく押し間違えにくい位置に設置する」など計39項目。UDの考え方に基づいて決めた。
・ノンステップバスについては、交通バリアフリー法で「地面から床の高さが30センチ程度」など基準が定められているだけ。各メーカーはバス会社の求めに応じて1台ごとに使用の異なるバスを注文生産している。このためコスト高になり、普及の妨げになっていた。 ・使用については、すでに自動車メーカーやバス会社などの団体が個別に策定している。乗客の利便性をさらに向上させるため、同省は2001年度、メーカー、バス事業者、利用者らによる検討会を設け、すでに導入されていた工夫を集約したうえで利用者の意見や要望を反映させ、2年かけて標準仕様に策定した。 ・仕様にしたがって作られたバスは、型式認定を受け、ステッカーを交付される。 ・同省は、2000年11月、約6万台の路線バスのうち20―25%を2010年までにノンステップ化する方針を決定しているが、昨年度末現在の導入率は7%にとどまっている。 |