■いつ? |
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2004年01月16~18日 |
■どこで? |
富山県民会館(富山市) |
■誰が? |
富山北部高校商業デザイン科の生徒 |
■何をした(する)? |
生徒が制作した商品PRポスターや模擬企業のロゴ、デザインなどが、第39回北高展で展示された。その中で久郷麻夏さんと河原美友紀さんが身障者も健常者も利用できるユニバーサルデザインのカフェを提案、発表した。 |
■なぜ? |
・二人は「カフェは敷居が高く、入りにくいと思っている人が多いことがわかった。誰でも気軽に入れるカフェがあれば、と思いました」と説明した。
・商業デザイン科では、消費者に商品を売るためのPR技術を学ぶ。3年生は例年、模擬企業を立ち上げ、CIという企業姿勢を明確に打ち出すロゴマークやキャッチフレーズ、イメージカラーをデザインし、展示会で発表してきた。 ・商業デザイン科主任の丸山敦子教諭は「自分で疑問点を見つけ、解決する人材を企業は求めている。発表能力を身につけ、社会で通用するデザイナーを育てたい」と語る。 |
■どのように? |
・アンケートで、カフェに癒やしや安らぎを求める人が多いことがわかり、コンセプトは「大自然の中でくつろぎを……」と設定。内装や食器を、海や緑を感じさせる色でまとめた。
・1年生が、画面を区切り、構成する平面構成という作品を展示。画面構成の能力と、使用する絵の具を4色に限定することで色を作る能力を高める。 ・2年生は、実在する商品のセールスポイントをPRするポスターや新聞広告と、環境破壊や戦争の悲惨さなどを訴えかける啓蒙(けいもう)ポスターなどを展示した。 ・丸山教諭は「1、2年ではデザインの技法と作品への応用を学び、3年で社会に通用する作品を作らせる努力をしています」と話している。 |