我が家のおふろで気分上々 マリオン(2001年10月31日)

■いつ?
2002年1月
■どこで?
記載なし
■誰が?
株式会社赤石
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインの入浴用品を発売する。
■なぜ?
ユニバーサルデザインに基づく日用品の新ブランド「36℃」から、高齢者や障害者にも使いやすい入浴用品が登場する。
■どのように?
座面が広く平らな「フリー・スツール」(4800円)は、体重を4本の脚に分散させ、しっかりと体を支える。高さは3段階調節できる。ほかに、握る部分の形や柄の角度などを人間工学の視点で考えた「フリー・ウォッシャー」(2500円)や、手おけ「フリー・ペイル」(900円)も。いずれも白、黄、緑の3色。電話赤石(054・256・5551)。

えんぴつ /福島(2001年11月08日)

■いつ?
2001年11月頃
■どこで?
東京~郡山
■誰が?
記載なし
■何をした(する)?
車いすの女性と一緒に新幹線に乗った。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・JR職員の誘導で東京駅の従業員用の地下通路を通り、荷物用エレベーターでホームへ。職員は乗車まで付きっきりだ。親切でありがたいが、特別扱いとも感じた。

・乗客みんなが利用するエレベーターが各ホームにあればいいのに。だれもが使えることを目指す設計を「ユニバーサルデザイン」というが、そこに達する道のりはまだ遠い。

ロック付き缶切り(今週の衝動買い) 【大阪】(2001年11月20日)

■いつ?
2001年11月頃
■どこで?
東急ハンズ三宮店(兵庫県神戸市中央区)
■誰が?
株式会社東急ハンズ
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン」売り場を設置した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
針にシリコーンカバーをつけてけがを防ぐ画びょうや、形状記憶素材製で持ちやすい形にできるスプーンなど650点以上ある。その中のロック付き缶切り(2000円)は2本の取っ手で缶を挟み、ハンドルを回して切り進む、これは挟んだ缶がロックされるので力いっぱい取っ手をつかんでいる必要がない。手のひら全体で握れる大きなハンドルも、指先だけで回す従来品よりはるかに力がいらない。

カフェで交流、どなたでも 段差なし、車いす自由に 牛久 /茨城(2001年11月21日)

■いつ?
2001年11月頃
■どこで?
Hamona・Cafe(茨城県牛久市中央4丁目)
■誰が?
秦洋一、靖枝さん夫妻
■何をした(する)?
健常者と障害者が自由に交流できるバリアフリーのカフェレストラン「Hamona・Cafe」をオープンした。
■なぜ?
秦夫妻は「健常者と障害者が何げなく訪れ、食事やお茶を飲みながら、自然な交流が生まれる場所にしたい」と話している。
■どのように?
・同店は2階建てで、1階はレストラン、2階が多目的室。出入り口を含め、車いすで自由に出入りできるように段差はいっさいない。トイレやエレベーターも障害者用に作られている。店内は、本来60席のテーブルを配置できる広さだが、34席に抑えてゆとりを持たせ、幼児を寝かせるソファも置いたユニバーサルデザインの店。

・県立医療大学や茨城キリスト教大学の講師でもある靖枝さんにとっては「地域福祉論」の実践の場ともなった。

美波くらぶ 暮らしやすさ、服で応援(おらほの仲間:79)/岩手(2001年11月30日)

■いつ?
2000年6月
■どこで?
岩手県盛岡市
■誰が?
美波くらぶ
■何をした(する)?
美波くらぶを立ち上げた。
■なぜ?
着たいものがない。だったら自分たちで作ってしまおうと考えたから。
■どのように?
・どんな年代、体形の人でも着られるような、ユニバーサルデザインの衣服を提案していこう、と盛岡市内の主婦ら6人が立ち上げた。

・点滴がすぐできるようにそでが取り外しできるセーター、長さを調節できるスカート、車いす用にももの上にポケットがついているパンツ、金具が大きくて着脱しやすいネックレスなど。服やアクセサリーを、自分たちでデザインして作り、代表の加川映子さんのブティックで展示販売している。

・福祉施設を訪れ、ボランティアで高齢者向けのメーキャップ教室を開いたり、会員がモデルになってファッションショーをしたり。活躍している高齢者を取材して年2回会報を作り、講師を呼んでウオーキングレッスンを開くなど、会の活動は多彩。

・くらぶの名前は、「私も彼女も(Me、Her)」「好奇心おう盛に(ミーハー)」をかけている。