危険を歩いて発見・再認識 東伊豆町でユニバーサルウオーク/静岡(2001年12月04日)

■いつ?
2001年11月25日
■どこで?
静岡県東伊豆町
■誰が?
東伊豆町商工会
■何をした(する)?
ユニバーサルウオークを行った。
■なぜ?
年齢や性別、障害の有無を超えて、すべての人に抵抗のないデザイン「ユニバーサルデザイン」の理念を町づくりに生かすため。
■どのように?
・人々の自立と共生をめざす東京のNPO法人コミュニケーション・スクエア21(CS21)と町おこしグループの間でユニバーサルランの話が進み、試行錯誤の末、10月に成功させた。ユニバーサルデザインによる観光地づくりの考え方も同時に広まった。

・町商工会は今年から「ユニバーサルデザイン・バリアフリーのまちづくり」事業を始め、障害者と一緒に町をチェックするウオークが実現した。

・町立稲取中の中学生たちや老人クラブ連合会のお年寄りたち、CS21の会員と障害者、町商工会の青年部員と婦人部員ら約30人が集まり、伊豆稲取駅と温泉場の間約1・5キロを歩いた。車が行き交う駅周辺から商店街、静かな裏通りや広い海岸道路で危険個所や美点を改めて発見した。

・町商工会は町や議会、各種団体、住民らに呼び掛けて1月中旬、住民フォーラムを開き、これらの意見をたたき台にユニバーサルデザイン採用の町づくりに理解を深めてもらい、将来の施設整備につなげたい考え。

万人が着る服をショーで披露 静岡市 /静岡(2001年12月12日)

■いつ?
2001年12月11日
■どこで?
静岡県静岡市
■誰が?
静岡県朝日会
■何をした(する)?
年齢や障害などに関係なくだれもが着られるユニバーサルデザインの洋服を集めた「いきいきファッション&シネマショー」を開催した。
■なぜ?
ショーを企画した、見野孝子さん(介護福祉士)は「これをきっかけに、年齢などに関係なくだれもがファッションを楽しんでもらいたい」と語った。
■どのように?
ファッションショーのモデルは、県朝日会発行のタウン紙「さんらいふ」の読者30人。1~88歳の幅広い年齢のモデルが、ボタンや洋服のゆとりなどに工夫をこらし、脱ぎ着のしやすさなどを追求したデザインを披露した。

生活の視点でデザイン工夫 仙台で展示 /宮城(2001年12月17日)

■いつ?
2002年2月24日まで
■どこで?
仙台市消費生活センター(宮城県仙台市青葉区一番町4丁目の141の5階にある仙台市消費センターくらしの展示室)
■誰が?
仙台市消費生活センター
■何をした(する)?
年齢や障害に関係なく、だれにでも使いやすいことを目指した「ユニバーサルデザイン」をテーマに企画展示を開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
会場では、スポンジ状のせっけん置きや片手で使えるシートタイプの洗濯用洗剤、反射剤が縫い込まれたフリースなどのほか、洗剤のいらない洗濯機など身近な日用品や家電製品約50点を展示。ユニバーサルデザインの説明や街づくりのなかの工夫をパネルで紹介している。

まちづくりの住民参加に成果、大臣表彰受ける 福間町 /福岡(2002年01月23日)

■いつ?
2002年1月16日
■どこで?
都道府県会館(東京都)
■誰が?
福間町
■何をした(する)?
「住民参加のまちづくりの部」で総務大臣表彰を受けた。
■なぜ?
今年度の地域づくり優良団体として。
■どのように?
・同町の取り組みは98年度から始まった。第4次町総合計画の策定にあたって、地域別の町政懇談会「21世紀のまちづくりを語る会」や「まちづくり講座」「まちづくり子ども会議」などを開催。延べ約1200人の住民から2千件の提案や意見を受け、計画に反映させた。

・住民からの公募で「まちづくり会議」を設け、全国に先駆けて、人にやさしいユニバーサルデザイン計画もまとめた。

・表彰式で、池浦順文町長が片山虎之助大臣から賞状と記念の盾を受けた。

障害者も高齢者も使いやすいデザイン集めて全国大会 浜松 /静岡(2002年01月26日)

■いつ?
2002年1月24,25日
■どこで?
アクトシティ浜松(静岡県浜松市板屋町)
■誰が?
記載なし
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン」の全国大会を開催した。
■なぜ?
障害者や高齢者などだれにでも利用しやすい商品や町づくりを目指すため。
■どのように?
・初日の24日は住民、企業、行政に分かれて分科会を開いた。

・展示場では口で持てるペンや老眼でも安全に使える虫眼鏡つきのつめ切りなどが並べられた。