彦根市:下 みんなに優しい環境へ(まち つれづれ) /滋賀(2002年01月30日)

■いつ?
2001年9月
■どこで?
滋賀県湖東地域振興局
■誰が?
障害者や高齢者,住民代表ら
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン歩行空間ネットワーク構想検討懇話会」を発足した。
■なぜ?
県湖東地域振興局の細矢五郎局長は「ゾーン内には県立大学や盲学校、文化交流施設、病院や福祉施設などが多数立地しており、バリアフリーを超えた町づくりが必要となっている。懇話会には、県内での町づくりのモデルとなる構想をお願いしたい」と期待している。
■どのように?
車いすを使っての道路状況の点検など現地調査に取り組んでいる。調査では「車いすやベビーカーの通行のため横断歩道と歩道との段差は、バリアフリー法では段差が2センチが標準と規定されているが、1センチとする方がいい」などの意見が出された。懇話会では3月にも県内で初めてとなるユニバーサルデザインの構想案を出す予定。

彦根市:下 みんなに優しい環境へ(まち つれづれ) /滋賀(2002年01月30日)

■いつ?
2001年末(着工)~2002年3月(完成予定)
■どこで?
JR南彦根駅(滋賀県彦根市小泉町)
■誰が?
彦根市
■何をした(する)?
大型エレベーターの設置工事が進んでいる。
■なぜ?
ユニバーサルデザインの町づくりの一環として。
■どのように?
・総事業費は2億6670万円。車いすでも利用しやすい11人乗り。バリアフリー法の施行(00年11月)に伴って、昨年3月、彦根駅に設置されたのに次ぐもので、市内のJR橋上駅はすべてエレベーターが取り付けられることになる。完成すれば、これまでインターホンで駅員を呼んで階段を昇降していた車いす利用者らの不便が緩和される。

・南彦根駅から北部の湖岸にかけて、市の文教福祉ゾーンでは、すべての人にとって使いやすい生活環境を整える「ユニバーサルデザイン」の導入が検討されている。

「福祉タクシー」に活路 需要見込み行政も支援 規制緩和 /東京(2002年02月01日)

■いつ?
2000年以降
■どこで?
東京都
■誰が?
東京都
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインタクシー1台につき100万円を上限に補助金を出す。
■なぜ?
ユニバーサルデザインタクシーの増加を図るため。
■どのように?
都は04年度末までに600台の普及を目指す。規制緩和を契機に導入を検討する会社が30以上ある。

「福祉タクシー」に活路 需要見込み行政も支援 規制緩和 /東京(2002年02月01日)

■いつ?
2002年2月1日以降
■どこで?
記載なし
■誰が?
■何をした(する)?
道路運送法が改正され、タクシーの増車や料金値下げなど、規制が緩和される。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・タクシー会社「リッチネット東京」は昨年から、身障者らを含めて、だれでも利用できるリフト付きタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)の導入を始めた。30台のうち9台がリフトやスロープ付きのRV型だ。車イスのまま後部ドアから乗車でき、後部座席をたたむと、広々としたスペースができる。料金は通常と同じ。運転手が客の買い物を手伝うこともある。

・個人タクシーを経営する水野政忠さんも福祉に関心があり、昨年10月からリフト付きのタクシーに替えた。

・緩和でタクシー業界で生き残りの激化が予想される中、身体障害者や介護が必要な高齢者らを対象にしたサービスに力を入れる会社も増えそうだ。

バリア見逃さないぞ 障害者などを招いて福間町で点検 /福岡(2002年02月03日)

■いつ?
2002年2月2日
■どこで?
福岡県福間町
■誰が?
福間町
■何をした(する)?
障害者や高齢者を招いて駅周辺のバリアフリー点検調査をした。
■なぜ?
JR福間駅周辺の整備を進めているから。
■どのように?
・参加者から指摘された問題点や改善事項を参考に事業計画をまとめ、3月にある町交通バリアフリー推進協議会の承認を得て事業に着手する。

・調査には、町身体障害者福祉協会や老人クラブなどから約40人が参加。駅前から大和、太郎丸、手光の各交差点を約2時間かけて回り、歩道の段差や傾斜などを細かく点検した。

・同町は昨年、だれもが障壁(バリア)のない生活ができるまちづくりをめざす「ユニバーサルデザイン計画」を策定。住民の移動拠点であるJR東福間駅と福間駅を重点整備地区に指定した。デザイン計画には、エレベーターや視覚障害用ブロックの設置、音の出る信号機の設置などを盛り込んでいる。