■いつ? |
---|
2002年3月頃 |
■どこで? |
三重県四日市市 |
■誰が? |
萬古焼メーカー6社,三重北勢地域地場産業振興センター,県科学技術振興センター窯業研究室(技術) |
■何をした(する)? |
高齢者や障害者、幼児が1人でも使えるユニバーサルデザインの食器を開発した。 |
■なぜ? |
これまで、萬古焼には介護食器や幼児用食器の品ぞろえがなかったから。 |
■どのように? |
・卵をイメージしたすっきりしたデザインで、裏に滑り止めをつけるなど、安全と使いやすさに配慮した。
・片手のスプーンで食べ物をすくいやすいよう、皿に角を設けるなどの工夫をした。 ・うわぐすりや顔料も安全な素材を使い、レモン色やクリーム色といった飽きのこない色調にした。萬古焼の土を使った丈夫な半磁器。 ・開発した食器は、だ円形の浅皿やパスタ皿、ランチプレート、マグカップ、土なべなど14種類ほど。価格は、ランチプレートが2千円、マグカップ800円程度を予定しており、夏ぐらいから販売を始めたい |
jitsuken
快適道路目指し、構想案が固まる 懇話会、来月提言 /滋賀(2002年03月25日)
■いつ? |
---|
2002年3月頃 |
■どこで? |
滋賀県彦根市 |
■誰が? |
ユニバーサルデザイン歩行空間ネットワーク構想検討懇話会 |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザイン歩行空間ネットワーク構想検討懇話会の最終会合を行った。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・会合では、障壁を除き、様々な利用者の立場で考えるユニバーサルデザインの展開を整備方針に掲げた。また、路上の水たまりや波打ち歩道などの問題点を指摘したあと、その部分を「バリアマップ」に示すことを決めた。
・JR南彦根駅から北側の文教福祉ゾーンですべての人に快適な道路の実現を目指す構想案が固まった。4月中に関係機関への提言書としてまとめる。 ・県湖東地域振興局が彦根市の協力で昨年9月に設置し、障害者、高齢者、公共交通事業者らが、懇話会、アンケート調査などに取り組んだ。 |
高齢者に配慮した商品開発拠点 TOTO(情報ファイル)【西部】(2002年03月26日)
■いつ? |
---|
2002年4月1日 |
■どこで? |
TOTO東京支社 |
■誰が? |
東陶機器株式会社(TOTO) |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザイン研究所を設立する。 |
■なぜ? |
高齢者や障害者が使いやすいトイレやバスルームなどの商品開発をいっそう進めるため。 |
■どのように? |
社外アドバイザー3人が加わり、新開発の商品を実際に使ってもらう高齢者や障害者のネットワークも拡充する。 |
今若狩太郎さん 街への主張、社会変える(淡海のひと) /滋賀(2002年03月31日)
■いつ? |
---|
2002年3月10日 |
■どこで? |
滋賀県野洲町 |
■誰が? |
今若狩太郎さん(滋賀肢体障害者の会「みずのわ」会長) |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザインについてのシンポジウムを開催した。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・ユニバーサルデザインは、だれもが使いやすい施設のことで、障壁を取り除くというバリアフリーより一歩進んだ考え方です。交通政策論が専門の土居靖範・立命館大教授から先進的な取り組みなどを伺った後、だれもが住みやすい街の実現に向けてアピール文を採択した。
・いまわか・しゅうたろう 52歳、永源寺町出身。98年6月から「みずのわ」の会長を務める。現在の会員は約30人。作業所でワープロの文書作成を担当している。「夕食作りに来てくれる滋賀文化短大の学生さんと話すのが毎日の楽しみ」。八日市市ひばり丘町2丁目在住。 |
障害者の観戦「考えて」 神戸など高評価(鼓動・サッカーW杯)(2002年04月04日)
■いつ? |
---|
2002年4月頃 |
■どこで? |
サッカーW杯の国内10カ所の競技場と最寄り駅からの経路 |
■誰が? |
DPI日本会議,〈日本-在日-韓国〉ユースフォーラム |
■何をした(する)? |
「バリアフリー度」を、障害者団体やボランティアの若者が現地で調べた結果がまとまった。 |
■なぜ? |
障害者にとって行きやすく、観戦しやすい会場になっているかを調べるため。 |
■どのように? |
・各地の障害者らに呼びかけて、各会場を巡回。駅(200点)、駅からのアクセス(100点)、競技場(200点)に分け、減点式で採点した。
・県としてユニバーサルデザイン施策に取り組む静岡、昨年秋のみやぎ国体で「バリアフリー国体」を掲げた宮城などは、設計段階から障害者と意見交換。案内表示が低い位置にもある(宮城)、聴覚障害者用の磁気ループの充実(静岡)などに生かされた。 ・競技場の評価が高いのは、宮城、横浜、新潟、神戸。車いす席からの「サイトライン」が確保されていることが、大きなポイントとなった。ほかの6カ所は前の席との高低差が小さく、総立ち状態になるとピッチが見えない。 ・茨城の場合、車いす席の一部は最前列にあって見やすいが、一般席と隔離され行き来できない。また、大半の競技場は、車いす客と一般客のゲートが別だった。 ・評価が低いのは、最も建設が古い大阪・長居陸上競技場。車いす席前の通路が狭く転落の危険がある点が大きなマイナスとされたほか、車いすトイレが少なく、ドアの引き戸が重い点も厳しく採点された。 ・指摘を受けた大阪市のW杯推進室は、車いすが落ちないよう注意を呼びかけるため通路に黄色のペンキを塗るなどの対策を検討中。 ・交通機関では、茨城は改札口からホームに行くのに階段しかない。転落防止のためのホームドアがあるのは、埼玉だけ。横浜は駅からの経路に案内板が少なかった。 ・駅員が対応に慣れていないなど、ソフト面の課題も多い。静岡・JR愛野駅では「車いすの人は事前に連絡を」と掲示してあり、減点された。 ・韓国の団体とも協力し同様の調査をしており、日韓で近く提言をまとめる予定。 |