■いつ? |
---|
2002年5月16,17日 |
■どこで? |
岩手県盛岡市 |
■誰が? |
盛岡駅前ユニバーサルデザインを目指す会 |
■何をした(する)? |
16日にJR盛岡駅前周辺のバリアフリー化を求めてJR盛岡支社に改善を要望した。17日は知事や盛岡市長あてにも要望する。 |
■なぜ? |
会は今月初め、車いす利用者や高齢者などの使い勝手を現地調査。車いす利用者や階段を使えない人が困っていることなどが分かったから。 |
■どのように? |
要望書で、横断歩道とチャイム付き信号機を設けることや、駅前から駅前商店街側に行くには地下道を通らざるをえないが、地下道にはエレベーターが駅前広場側しかなく、地下道へのエレベーター整備などを求めている。 |
jitsuken
車いす利用で「いちご狩り」 あす、UHBで放送 /北海道(2002年05月24日)
■いつ? |
---|
2002年5月25日午後5時25分~ |
■どこで? |
木露農園(北海道小樽市蘭島) |
■誰が? |
北海道文化放送(UHB) |
■何をした(する)? |
UHB制作の「石井ちゃんとゆく」は、25日の放送で「木露農園」を取り上げる。 |
■なぜ? |
「石井ちゃんとゆく」は、年齢や能力、障害の有無を問わず、どんな人でも利用できるように製品や建物などをつくる「ユニバーサルデザイン」(UD)を紹介する。 |
■どのように? |
・車いすでも「いちご狩り」が楽しめるように、通路が広く平らに整備されており、地上1メートルほどの高さでイチゴが栽培されている。 |
封筒の開封方法が容易な製品導入 県が大小2種類 /熊本(2002年05月31日)
■いつ? |
---|
2002年5月30日~ |
■どこで? |
熊本県 |
■誰が? |
熊本県 |
■何をした(する)? |
開封が簡単になるように工夫した封筒を県が使い始めた。庁内で使うはさみやのりもUD製品にする。 |
■なぜ? |
「すべての人に簡単・快適・安全」なユニバーサルデザイン(UD)による製品の導入を進める取り組みの一環。 |
■どのように? |
・UD封筒は大小2種類で、庁内の検討会やアンケートを踏まえてデザインを決めた。封をする部分を2重折りにして、ペーパーナイフなどで簡単に開封できるようにした。県からの郵便物と分かりやすいように「熊本県」の印刷の文字を大きくし、県章も新たに入れた。
・担当の管理調達課によると、印刷の文字を大きくしたUD封筒は静岡県が00年度から導入しているが、封の部分に工夫した例は「おそらく全国初」という。従来より1枚あたり30銭ほど高く、例年通り1年間に大45万枚、小35万枚をそろえる費用は計22万円ほど増える見込みという。 ・軽い力で作業できるはさみやホチキス、塗った所に色がつき、乾けば無色になるスティックのりなども導入した。県では年間に約1億円をかけて130品目の文具や事務用品を調達するが、封筒代も含む今年度の経費は同額程度に抑えるとしている。 |
本 マリオン(2002年06月19日)
■いつ? |
---|
2002年6月頃 |
■どこで? |
記載なし |
■誰が? |
記載なし |
■何をした(する)? |
「ユニバーサルデザインの教科書」という書籍を紹介。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・ユニバーサルデザイン(UD)を単純にいうと「どんな人にでも使いやすいデザイン」のことである。視力の強弱、年齢、体格や身体能力の違いを問わずに使いやすい製品がUDであり、例えば握力が弱い人でも簡単にふたが開けられる薬の瓶などはUD製品だ。「UDとは何か」というこうした初歩知識の説明をし、色々な形の薬瓶を開閉して、容器の長短を洗い出してみるなどの実験を紹介する。UDの商品開発プロセスの基礎から応用編までが身近な数多くの事例を交えてまとめられている。
・監修は工業デザイナーでトライポッド・デザイン代表の中川聡さん。A5判変型、272ページ、税別2800円(日経BP社)。 |
誰もが使いやすいデザイン、研究会が発足 甲府で記念講演 /山梨(2002年06月25日)
■いつ? |
---|
2002年6月頃 |
■どこで? |
山梨県甲府市内のホテル |
■誰が? |
山梨ユニバーサルデザイン研究会 |
■何をした(する)? |
「山梨ユニバーサルデザイン研究会」が発足し、記念講演が行われた。 |
■なぜ? |
年齢や性別などを越えて誰にでも使いやすい「ユニバーサルデザイン」による商品や街づくりを広く知ってもらい、生活環境を豊かにするため。 |
■どのように? |
・記念講演は、千葉大学工学部デザイン工学科の清水忠男教授がスライドを使いながら、「今ある障害を取り除く」バリアフリーと、「あらかじめ障害を作らないよう心がける」ユニバーサルデザインの違いを紹介。
・今後、組織作りを進めながら定期的に研究会を開き、県内の「ユニバーサルデザイン度」などを測る予定。具体的なユニバーサルデザインの商品も手がけ、地場産業の活性化にもつなげたいとしている。 ・会場では、車いすやつえ、台所用品などのユニバーサルデザイン商品約50点も展示され、参加者らは手に取って眺めていた。 ・研究会には大学教授や、主婦、県職員、国会議員、インテリアデザイナー、建築関係者など約70人が参加。 |