■いつ? |
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2003年1月頃 |
■どこで? |
熊本県 |
■誰が? |
熊本県 |
■何をした(する)? |
年齢や性別、障害の有無などに関係なく、だれにでも使いやすいモノや生活環境をめざす「ユニバーサルデザイン(UD)」。この考えを取り入れた観光スポットや公共施設などをホームページで紹介する取り組みを進めている。 |
■なぜ? |
・「UDマップ」に書かれたポイントは、各市町村でほぼ1カ所ずつと少ない。県は一般に投稿を呼びかけているが、1件も書き込みがなかった。
・県は、利用者らのさまざまな情報や意見を集め、UDの考え方を取り入れた町づくりを各地で進めてもらいたいという。 |
■どのように? |
・県企画課が中心となってつくったホームページの名称は「ユニバーサルデザイン・ネット」。コーナーの一つが「UDマップ」で、市町村別に調べた情報を写真入りで掲載している。
・発端は、00年12月に開催された政府のミレニアム事業「インターネット博覧会(通称・インパク)」。県はテーマとしてUDを出展。昨年7月、このホームページに手を加え、現在のネットを立ち上げた。1日平均300~400のアクセスがあるという。 ・各地域振興局ごとにリポーターを募ることになった。地元の観光スポットなどを取材して原稿にまとめ、ホームページに掲載するのが役目だ。各市町村に最低1人は確保する。リポーターでなくても、ホームページへの書き込みは自由。 ・職員を講師として派遣し、リポーターに原稿の書き方などを説明する養成講座を開催。 |
jitsuken
指針の推進へ県が人材募集 ユニバーサルデザイン /福島(2003年01月23日)
■いつ? |
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2003年1月22日 |
■どこで? |
福島県 |
■誰が? |
福島県 |
■何をした(する)? |
推進本部会議でユニバーサルデザイン推進パートナーを募集する方針を決めたことを明らかにした。 |
■なぜ? |
人権が尊重され、すべての人が生きやすい社会を目指すための「ユニバーサルデザイン推進指針」を昨年発表したことにより。 |
■どのように? |
・「パートナー」はユニバーサルデザインに関する知識をもつ個人、事業所やNPOなどの団体を想定。県民からの相談に答えたり、県への具体的な取り組みの提案をしたりする。
・県は来年度からユニバーサルデザインに関する人材養成講座を開く方針で、講座の修了者から個人のパートナーを募集する予定。団体の募集は2月から始めたい考え。 ・ユニバーサルデザインの考え方を全職員が理解するよう、4月に冊子を配る。来年度の庁内の機構改革に併せ、各部局と各グループごとにリーダーを置き、ユニバーサルデザイン情報の収集や啓発を図るという。 |
福岡敏成さん 人にやさしい街づくりを(まちかど通信) /福井(2003年01月23日)
■いつ? |
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2003年2月15日午後1時~ |
■どこで? |
福井県福井市 |
■誰が? |
福井アーバンデザイン研究会 |
■何をした(する)? |
都市のユニバーサルデザインに関するワークショップを開く。 |
■なぜ? |
不便なところや改善点を話し合い、提案書の作成につなげるため。 |
■どのように? |
・参加者は車いすやアイマスクを使い福井駅前を歩く。県民会館5階研修室に集合。問い合わせはファクス(0776・29・2523)で。
・都市のユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無によらず、誰もが住みよいと思う街づくりのこと。 |
案内、みんなに好評 ユニバーサルデザイン化 県立総合病院/静岡(2003年01月24日)
■いつ? |
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2002年2月工事開始(11月にほぼ完成。現在は、利用者の声を採り入れながら、細部の見直しをしている。) |
■どこで? |
静岡県立総合病院(静岡市) |
■誰が? |
静岡県 |
■何をした(する)? |
院内を改修し、ユニバーサルデザインを本格的に導入した。 |
■なぜ? |
・年齢や障害などに関係なく、誰もが快適に使える病院にするため。
・同病院には1日約1700人の外来患者が訪れる。これまでは壁に張り紙などをして案内していたが、建物自体も大きく、「行きたい診療科が見つからない」などの苦情が寄せられていた。 |
■どのように? |
・標識を見やすくしたほかに、色や音なども使い分けて、案内・誘導の情報を充実させた。「院内がわかりやすくなった」と、利用者の評価も上々で、県はほかの医療機関への普及を目指している。
・現在地や目的の場所がすぐわかるように、4本ある廊下の壁に緑・赤・青・藤色の線を引き、色分けした。各診療科に番号をつけ、大きく見やすい番号札を壁や天井に設置した。 ・目が不自由な人のためには、廊下の交差点内で、天井から鳥のさえずりを流したり、床の材質を滑りにくくしたりする工夫もしている。 ・元気な人も体の不自由な人も、年齢に関係なく簡単に安全に使えるのが「ユニバーサルデザイン」。そのモデル施設を県内につくろうと、県が約1900万円かけて改修した。 ・県ユニバーサルデザイン室は「障害者やお年寄りだけでなく、漢字が読めない外国人らにも配慮した病院づくりができたと思う。ここを一つのモデルにして、ユニバーサルデザインを普及させたい」としている。 |
高齢・障害者に優しい社会は? 県、来月4日事業発表 /三重(2003年01月29日)
■いつ? |
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2003年2月4日午後1時半~ |
■どこで? |
三重県庁講堂(津市広明町) |
■誰が? |
三重県 |
■何をした(する)? |
県庁内外で実施してきた関連事業の発表会と講演会を開催する。 |
■なぜ? |
高齢者や障害者にも優しい社会づくりを目指して。 |
■どのように? |
・00年度に完成した松阪県民局庁舎の改築前、高齢者の意見を採り入れた経緯などを、携わった職員が発表する。
・元日本IBM社員で、障害者でも使いやすいホームページの作製などのコンサルタント会社「ユーディット」代表の関根千佳さんが、自著「『誰でも社会』へ」(岩波書店)と同じ題名で記念講演する。 ・参加無料。約300人参加可能。希望者は、県健康福祉部ユニバーサルデザインチーム(059・224・3349、ファクス=224・2340、メール=ud@pref.mie.jp)で申し込む。当日まで受け付ける。 |