工夫凝らした福祉用具紹介 山口市の商店街=山口(2003年10月24日)

■いつ?
2003年10月31日迄
■どこで?
ほっとさろん中市『まちのえき』
■誰が?
「まちのえき」,ハツタ山口株式会社
■何をした(する)?
UD食器などの展示会が開かれている。
■なぜ?
UDの良さを知ってもらおうと企画された。
■どのように?
・柄に形状を記憶する材質が使われ、お湯につけて自由に変形できるスプーン、左右どちらの手でも楽に食べ物をつかめるはし、指一本で押すだけでふたが開く食品保存容器など約六十点を紹介。カラフルで斬新なデザインも多く、いずれも手にとって実感できる。

・高齢者ら向けに障害を取り除く住宅改修や介護ベッドなどのレンタルを手がける「ハツタ山口」(本社・周南市)が協力。握力の落ちた人が使いやすいペンやはさみなども置いている。

・「まちのえき」チーフの越智尚史さん(27)は「身近で興味を持ちやすい食生活の用具を中心にそろえた。子供や様々な人に触れてもらいたい」と話している。

・市場規模は、選定した家電製品、住宅設備、おもちゃなど二十八品目のうち、障害者や高齢者に配慮している製品を抜き出し、その出荷額から推計した。

[ユニバーサル社会]「共用品」市場2兆円超 エレベーター、バスで普及(2003年10月24日)

■いつ?
2003年10月頃
■どこで?
共用品推進機構(発刊)
■誰が?
共用品推進機構
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインの現状をまとめた「共用品白書」を刊行した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・2001年度の共用品の市場規模は2兆2千159億円で、五年前(1992年度)の1兆227億円に比べて倍以上の伸び。また、調査対象品目に占める共用品の割合も、同時期で3・1%から7・4%へと増えた。

・共用品化が目立つのは、ビール・酒の容器(同時期で20・3%が59・0%)、立ち消え安全装置などが付いたガス器具(26・0%が61・6%)など、個人向け消費財に点字表示など若干の工夫を加えたものが大半。

・座席が回転する乗用車などニーズが限られた製品は、共用品化の遅れが見られるものの、交通バリアフリー法施行の影響もあり、エレベーター(22・7%が49・6%)、低床バス(1・1%が27・9%)などで著しい普及を示した。

・市場規模は、選定した家電製品、住宅設備、おもちゃなど二十八品目のうち、障害者や高齢者に配慮している製品を抜き出し、その出荷額から推計した。

・白書ではこのほか、「高齢者や障害者に配慮した使いやすさ」の標準化に向けた日本の取り組みや、使いやすさの普及に向けた官庁、市民団体、研究機関などの活動内容、関連する法律などを紹介。また、住宅設備機器や家電製品、文具、日用品など380点の共用品を写真付きで掲載し、どの部分が工夫されているかといった解説が付けられている。

衆院選 道内12選挙区 主な候補のプロフィル=北海道(2003年10月30日)

■いつ?
2003年11月28日
■どこで?
北海道(第2選挙区)
■誰が?
吉川貴盛候補(前・自民党)
■何をした(する)?
選挙に際して「UDの街づくりに取り組みたい」とコメント。
■なぜ?
地域に密着した政策を掲げたから。
■どのように?
・道議三期を務めた後、衆院議員に。一期目では、北海道開発政務次官の重責を担った。今回、三期連続の当選を目指す。

・地域経済の活性化なくして、日本経済の再生はあり得ない」と訴え、地域に密着した政策を掲げる。

・「歩道と車道の段差をなくすなど、障害者にも健常者にも使いやすいユニバーサルデザインの街づくりに取り組みたい」と語る。

・小泉首相が掲げる郵政民営化には、反対の立場を鮮明にしている。

・日大経済学部卒業後、鳩山威一郎参院議員(元外相)の秘書となり、政治の道に進んだ。
尊敬する人は、野中広務・前衆院議員。好きな言葉は「意志あれば道あり」。

本プレゼント マリオン(2004年01月28日)

■いつ?
2004年01月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
井上滋樹さん(博報堂ユニバーサルデザイン開発リーダー)
■何をした(する)?
イラストでわかるユニバーサルサービス接客術を出版。
■なぜ?
街で障害のある人を見かけてサポートしたいと思った時、どう接すればいいのか。障害者に使いやすい製品や建築などハードの整備が進む一方、接し方は意外と知られていないと考えた会社員が、「ユニバーサルサービス接客術」(日本能率協会マネジメントセンター)をまとめた。
■どのように?
障害者や高齢者に必要な手助けや心配りを紹介。

ハンディある人への接し方紹介した本を出版 きょう埼玉でシンポも(2004年01月28日)

■いつ?
2004年01月28日
■どこで?
彩の国さいたま芸術劇場(埼玉県)
■誰が?
井上滋樹さん(博報堂ユニバーサルデザイン開発リーダー)
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインとサービスについてのシンポジウムが開催。
■なぜ?
街で障害のある人を見かけてサポートしたいと思った時、どう接すればいいのか。障害者に使いやすい製品や建築などハードの整備が進む一方、接し方は意外と知られていないと考えた会社員が、「ユニバーサルサービス接客術」(日本能率協会マネジメントセンター)をまとめた。
■どのように?
10年ほど前、仕事でかかわったことをきっかけに、高齢者や障害者向けのサービスのあり方に取り組むようになり、外出先で困ったことなどの聞き取りを重ねてきた。