ブームの卵 /東京)(2004年2月22日)

■いつ?
2004年02月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
キューピー株式会社
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインフード「やさしい献立」シリーズから、「とろみ飲料の素 緑茶」を単品化して全国発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・お湯や水に溶かせば、とろみのついた緑茶が簡単にできるから、飲み込む力が衰えてむせやすくなった人の水分補給に最適。

・緑茶ポリフェノール配合で口腔(こうくう)衛生にも配慮。

一般会計、5年ぶりプラス 京都市新年度予算案 /京都)(2004年2月24日)

■いつ?
2004年02月23日
■どこで?
京都市
■誰が?
京都市
■何をした(する)?
ユニバーサルデザイン推進条例(仮称)の制定に100万円を計上した04年度当初予算案を発表。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・行政・市民・事業者の役割や推進方法を盛り込んだ条例で、04年度の制定を目指す。

・予算案は27日開会の市議会に提案される。

[光とくらす](4)気分も和む、間接照明(連載)(2003年12月5日)

■いつ?
2003年12月頃
■どこで?
横浜国立大学建築環境工学研究室
■誰が?
福多佳子氏
■何をした(する)?
高齢者と若い世代がともに快適に過ごせる照明を研究開発している。
■なぜ?
高齢化が進み、多世代型の住宅が増えているから。
■どのように?
・大学の研究室に十四種類の照明を用意。内装も二種類作って二十八パターンの部屋を再現し、平均七十二歳の高齢者と二十二歳の若年者二十人ずつに「好きか」「居間に適していると思うか」の二点を評価してもらった。

・その結果、クリーム色や木調の内装に間接照明を組み合わせたもの、青系統の内装に複数の白熱灯で開放感と落ち着きを持たせたものなど、五パターンが高く評価された。

・高齢者の住まいについて情報発信しているインテリアデザイナーらの集まり「グループ・アグア」の市村倖子代表は「ユニバーサルデザインは建物や道具だけに当てはまるものではない。光の環境について、研究や開発を進めると同時に、一般の人たちに広く関心を持ってもらうことも大切」と話す。

ネット業務で障害者自立 岡本悟氏(論談みえ) /三重)(2004年3月11日)

■いつ?
2002年8月頃
■どこで?
アスト津(津市)
■誰が?
三重県
■何をした(する)?
県の「IT(情報技術)を活用した障害者の自立支援策」の推進役として、産学官民の関係者によるプロジェクト「eふぉーらむ」(http://www.e-forum.jp/)を発足した。
■なぜ?
・不況の中、障害のある社員が真っ先にリストラの対象になるなど障害者雇用が厳しい今、ITを活用した在宅ワーク実現を目指している。

・パソコンとインターネットができる環境があれば、時間や場所の制限もなく、双方向で情報のやり取りができるITは障害のある人にも、より幅広い「参加と自立」を実現する技術です。

・障害がどれだけ重くても働きたいと思う気持ちがあれば、それをかなえる仕組みが必要です。障害者は庇護(ひご)されるべきであるという考えは見直されるべきです。

■どのように?
・県や民間のウェブサイト制作やデータ入力などの仕事を受注し、障害のある在宅ワーカーに提供しています。

・仕事に必要なITスキル(技術)を習得する講習も行っています。

・在宅ワーカーは64人。これまでに34件、延べ124人に仕事を紹介しました。

・現在、発注の約85%を県が占めており、今後の課題は活動に広がりを持たせることです。

・約1年半の活動で、今後「ユニバーサルデザイン」の考え方が普及すること、それ自体が活動の原動力になると考える。

[モバイル&ゲーム]骨伝道スピーカー内臓の携帯電話TS41/ツーカー(2004年1月6日)

■いつ?
2004年1月頃
■どこで?
株式会社ツーカー(開発)
■誰が?
株式会社ツーカー
■何をした(する)?
骨伝導スピーカー内蔵の携帯電話TS41を発売。
■なぜ?
騒音の大きい場所でも音が聞こえるようにするため。
■どのように?
・音は耳の中から鼓膜を震わせ、耳小骨、内耳の蝸牛菅と伝わる。でも、頭の骨に振動を伝えてもちゃんと内耳へと音は届く。TS41はこの骨伝導スピーカーをボディーの外側へ組み込んだ。

・騒音の大きい場所でも人差し指で耳をふさぎ、ボディーをほお骨に軽く押し当てれば綺麗に音が聞こえる。着信時、中を開くことなくそのまま話せるので、静かな場所でのしようも便利。

・骨伝導は耳が遠いお年寄りの聴覚補助器具によく使われるが、TS41は屋外での通話が多いビジネスマンをターゲットにしている。

・店頭販売価格は1万円前後