車いすと視覚障害者、双方に配慮のブロック開発/東京・板橋区(2004年1月12日)

■いつ?
2004年1月11日
■どこで?
記載なし。
■誰が?
板橋区など
■何をした(する)?
車いす利用者と視覚障害者双方に配慮した新型歩道ブロックを開発。
■なぜ?
段差があると車いすが大変だが、段差がないと視覚障害者が大変になるため。
■どのように?
・新型歩道ブロックの体験会が開かれた。横断歩道と歩道の間の段差を無くさず、さらに車いす利用者にも便利なようにと、一部スロープを設けたのが特徴。

・板橋区は区内のコンクリートブロック製造会社と連携して「板橋区型UDブロック」を製品化した。

・新ブロックには車いすが通りやすいように、幅26センチのスロープを設け、スロープ部分には突起状の滑り止めも施した。

暮らしの処方箋、時代の道案内 新紙面特集<お知らせ>)(2004年3月11日)

■いつ?
2004年03月頃
■どこで?
朝日新聞新紙面
■誰が?
朝日新聞社株式会社
■何をした(する)?
生活にかかわる様々な話題を取りあげてきた家庭面とくらし面が、新しく生活面に生まれ変わる。
■なぜ?
分かりやすく、役に立つ暮らしの処方箋(しょほうせん)をめざして。
■どのように?
・【生活1面】暮らしをめぐるフレッシュなニュースを扱います。衣食住に関する出来事や、家族、ライフスタイルについての話題、体や心のトラブル、消費者問題など幅広い分野のニュースを発信します。また、介護や年金など、私たちの生活に深くかかわる制度についても、生活者の視点で取り組みます。

・【生活2面】日替わりメニューでお届けします。テーマは、こども・元気・安心・お金・しごと・読者・彩時記の七つ。

・生活2面で、毎週水曜日に安心を手に入れるための情報として、ユニバーサルデザインの商品紹介などをします。

障害者自身が「介助」講義 NPOセンター、参加者募る /石川)(2004年3月13日)

■いつ?
2004年03月26~28日
■どこで?
NPO法人障害者自立センター(金沢市菊川1丁目)
■誰が?
高真司さん(NPO法人障害者自立センター事務長),中村裕さん(ユニバーサルデザイン研究所代表)
■何をした(する)?
全身性障害者の外出を手伝うガイドヘルパー(移動介護従事者)の養成研修。
■なぜ?
・「自分たちが利用するヘルパーは自分たちで育てよう」と、NPO法人障害者自立センター職員の障害者自身が企画。

・単なる外出時の歩行や車いすの介助にとどまらず、利用者の気持ちをくみ取ることができるヘルパーの育成が狙い。

■どのように?
・重度の障害がある当事者自身が講師となり、介助される側の視点で講義するのが特徴。

・27、28日とも各6時間で、参加費8500円。定員15人。申し込みは15日までに電話かファクスでNPO法人障害者自立センター(076・264・9639)へ。

・ホームヘルパー養成研修1、2級課程修了者及び介護福祉士、看護師などの資格がない人も受講可能。資格がない場合は、26日に4時間の実習が別にある。

・講師は重度の脳性まひのため車いすでの生活を送る高真司さん、やはり車いすで生活する中村裕さんら。介護する上での基礎知識や利用者のプライバシー保護に関する知識などを話す。

[記者が使ってみました]上腕血圧計 腕通し ワンタッチで測定(2004年1月14日)

■いつ?
2003年末
■どこで?
松下電工株式会社(開発)
■誰が?
松下電工株式会社
■何をした(する)?
上腕血圧計「〈アームドロック〉EW3150」を発売。
■なぜ?
片手でも準備作業がしやすいようにするため。
■どのように?
・家庭で血圧を測る際に困るのは、血圧計のカフ(圧迫帯)を巻き付ける側の手がふさがるので、片手で作業しなくてはならない点だ。松下電工が発売した上腕血圧計「〈アームドロック〉EW3150」(希望小売価格1万7500円)は、カフを巻く作業をなくし、1人でも使いやすくしたUDが特徴。

・丸い穴の開いた筒状のデザインで、側面のパネルを開けると液晶の表示画面が現れた。測定はこの穴に腕を通し、上腕のスタートボタンを押すだけだ。すると、内臓モーターがカフを締め付け、1分程度で数値が表示された。数値の脇には正常血液から高血液領域までを3段階で示すランプが点灯し、結果とすぐに照らし合わせることができる。

・メーカーによると、毎回同じ状態で血圧を測れるので誤差が少なくなるほか、脈を打つ時の振動を検知するデジタルセンサーの感度もより正確に改良したいという。

・データは2人分を90回まで記録できる。高さ22センチ、幅16センチ、奥行き21センチと、サイズは従来の血圧計に比べてやや大きくなる。

多彩なデザイン一堂に 富山北部高生が成果発表 県民会館美術館で=富山(2004年1月17日)

■いつ?
2004年1月16日
■どこで?
富山市の県民会館美術館
■誰が?
県立富山北部高校の生徒
■何をした(する)?
第39回北高展が開催
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・県内で唯一の商業デザイン科を持つ県立富山北部高校の生徒が授業や部活動で制作したポスターなどを一堂に展示する「第39回北高展」が開催された。

・展示されているのは同科のほか、情報処理科3年生が行った課題研究とデザイン部、美術部、書道同好会の作品計約450点。

・商業デザイン科の生徒の作品は、1年生がそれぞれが選んだ言葉をテーマにしたポスター、2年生は新聞広告や商品PRポスターなど。3年生は2~7人のグループに分かれ、それぞれ架空で設立したカフェや呉服店、駄菓子屋、弁当屋、通販会社などのロゴや商品デザイン、店舗模型などを展示している。

・UDの考え方を取り入れるなど、最近の商業デザインの流れに敏感に反映した作品が並び、多くの人が感心して作品に見入った。