得意見極め独立3年目 墨田で女性起業家3人体験語る /東京(2003年01月16日)

■いつ?
2003年1月25日午後2時~
■どこで?
すみだ女性センター(東京都墨田区押上2丁目)
■誰が?
すみだ女性センター
■何をした(する)?
女性起業家3人が体験を話すシンポジウムを開催する。
■なぜ?
「事業を始めたいが不安という人や、今の事業を見直したいという人のヒントになるはず。男女を問わずに参加してほしい」という。
■どのように?
・3人は、ユニバーサルファッション・ニットの企画、製造、販売をしているノブ・コーポレーション社長、水野信子さん、婦人靴の企画と卸のヒオ社長、ヒオキ・チカコさん、携帯電話関連グッズの企画製作をするBaby-J社長、柳瀬瑞代さん。いずれも00年に有限会社を設立し、墨田区横網1丁目の国際ファッションセンタービルに入居している。

・水野さんは母親の介護を通じて、おしゃれで機能的な衣服がないと痛感し、米国で始まった「年齢や障害などに関係なくすべての生活者に適合する」ユニバーサルデザインに取り組んだ。委託販売と手形取引はしないので、販路の制限はあるが、ギャラリーなど扱ってくれる店が増えてきた。

・シンポジウムは先着50人。無料。申し込みは03・5608・1771、ファクス03・5608・1770。

快適に過ごせる宿目指して 身障者対象にアンケート /大分(2003年01月17日)

■いつ?
2003年2月~3月20日
■どこで?
市内と日出町の12軒のホテルと旅館
■誰が?
別府市旅館ホテル組合連合会
■何をした(する)?
身障者を対象に安い料金で宿泊体験をしてもらう「モニターツアー」を始める。
■なぜ?
身障者らに快適に過ごしてもらえる宿泊施設を目指して。
■どのように?
・同伴者1人まで通常の半額近い料金で受け付け、接し方や施設改善についてのアンケートに答えてもらう。募集するモニターは、期間中に各施設10組ずつとしている。

・同ツアーは、同連合会のユニバーサルデザイン特別委員会が企画した。昨年7月に次いで2回目。

・平日と休日は1泊2食付きで1人7500~8千円。通常の半額に近い料金だが、休日の前日は予約が多いため千円割り増し。申し込みと問い合わせは、同連合会(電話0977・22・0401、ファクス22・0417)。

UDの情報、投稿求める 県、HP充実・普及に力 /熊本(2003年01月18日)

■いつ?
2003年1月頃
■どこで?
熊本県
■誰が?
熊本県
■何をした(する)?
年齢や性別、障害の有無などに関係なく、だれにでも使いやすいモノや生活環境をめざす「ユニバーサルデザイン(UD)」。この考えを取り入れた観光スポットや公共施設などをホームページで紹介する取り組みを進めている。
■なぜ?
・「UDマップ」に書かれたポイントは、各市町村でほぼ1カ所ずつと少ない。県は一般に投稿を呼びかけているが、1件も書き込みがなかった。

・県は、利用者らのさまざまな情報や意見を集め、UDの考え方を取り入れた町づくりを各地で進めてもらいたいという。

■どのように?
・県企画課が中心となってつくったホームページの名称は「ユニバーサルデザイン・ネット」。コーナーの一つが「UDマップ」で、市町村別に調べた情報を写真入りで掲載している。

・発端は、00年12月に開催された政府のミレニアム事業「インターネット博覧会(通称・インパク)」。県はテーマとしてUDを出展。昨年7月、このホームページに手を加え、現在のネットを立ち上げた。1日平均300~400のアクセスがあるという。

・各地域振興局ごとにリポーターを募ることになった。地元の観光スポットなどを取材して原稿にまとめ、ホームページに掲載するのが役目だ。各市町村に最低1人は確保する。リポーターでなくても、ホームページへの書き込みは自由。

・職員を講師として派遣し、リポーターに原稿の書き方などを説明する養成講座を開催。

指針の推進へ県が人材募集 ユニバーサルデザイン /福島(2003年01月23日)

■いつ?
2003年1月22日
■どこで?
福島県
■誰が?
福島県
■何をした(する)?
推進本部会議でユニバーサルデザイン推進パートナーを募集する方針を決めたことを明らかにした。
■なぜ?
人権が尊重され、すべての人が生きやすい社会を目指すための「ユニバーサルデザイン推進指針」を昨年発表したことにより。
■どのように?
・「パートナー」はユニバーサルデザインに関する知識をもつ個人、事業所やNPOなどの団体を想定。県民からの相談に答えたり、県への具体的な取り組みの提案をしたりする。

・県は来年度からユニバーサルデザインに関する人材養成講座を開く方針で、講座の修了者から個人のパートナーを募集する予定。団体の募集は2月から始めたい考え。

・ユニバーサルデザインの考え方を全職員が理解するよう、4月に冊子を配る。来年度の庁内の機構改革に併せ、各部局と各グループごとにリーダーを置き、ユニバーサルデザイン情報の収集や啓発を図るという。

福岡敏成さん 人にやさしい街づくりを(まちかど通信) /福井(2003年01月23日)

■いつ?
2003年2月15日午後1時~
■どこで?
福井県福井市
■誰が?
福井アーバンデザイン研究会
■何をした(する)?
都市のユニバーサルデザインに関するワークショップを開く。
■なぜ?
不便なところや改善点を話し合い、提案書の作成につなげるため。
■どのように?
・参加者は車いすやアイマスクを使い福井駅前を歩く。県民会館5階研修室に集合。問い合わせはファクス(0776・29・2523)で。

・都市のユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無によらず、誰もが住みよいと思う街づくりのこと。