さんさんネット 熊本情報 /熊本(2003年08月21日)

■いつ?
2003年8月26~30日午前9時~午後5時、31日午前9時~午後4時
■どこで?
熊本県伝統工芸館(熊本市千葉城町)
■誰が?
荒尾玉名地域23窯元
■何をした(する)?
陶器の展示即売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
ユニバーサルデザインの陶器もある。

重度障害者が「SOHO」事業の法人格取得 静岡の勝亦さん/静岡(2003年09月03日)

■いつ?
2003年09月頃
■どこで?
SOHOしずおか(静岡市紺屋町)
■誰が?
勝亦威光理事長(ユニバーサルデザイン・リサーチプロジェクト)
■何をした(する)?
インターネットを活用して自宅などで働けるSOHO(スモール・オフィス・ホーム・オフィス)の事業者として、障害者の自立を支援してきた重度障害者の男性がNPO法人の認証を申請し、同事業所が法人格を取得した。
■なぜ?
法人格の取得で社会的な信用を高め、企業との交渉を円滑にするのが狙い。企業や行政との連携を深め、より公益性の高い事業展開が期待されている。
■どのように?
・「能力さえあれば在宅でも仕事はできるはず」と01年12月、自身の経験を元に「ユニバーサルデザイン・リサーチプロジェクト」の前身を立ち上げた。

・システム開発や障害者・高齢者向けのパソコン教室のほか、企業などへの障害者の雇用促進などを事業の中心に据える。

・勝亦さんは11年前、交通事故が原因で首から下の自由を失った。事故後、人生に対する目標を見失い、自暴自棄になったことも。21歳の時、次々と就職していく学生時代の友人に刺激を受け一念発起。電話帳を繰り1800社近くに接触した。ようやく得られた仕事が在宅でできるパソコンを使った仕事だった。棒を口にくわえてキーボードを打つ。

・過去には「障害者のために提供できるサービスを」と、外出困難な障害者向けの訪問美容院を始めた。経営者として自身の自立は果たせたものの、それでは障害者の多くは就労機会に恵まれなかった。

・10人のスタッフとともにこれまで100人以上の障害者と向き合ってきた。勝亦さんは「就労については障害者自身にも甘えがある」と自戒を込めて話し、企業が必要とする人材育成に徹底して取り組みたいという。問い合わせは(電話054・221・8228)へ。

不況に負けぬ 神戸・長田区の元気企業集合、きょうフェア /兵庫(2003年09月07日)

■いつ?
2003年9月7日午前11時~午後4時
■どこで?
JR新長田駅前広場(兵庫県神戸市長田区若松町4丁目)
■誰が?
神戸市長田区にゆかりのある企業
■何をした(する)?
・自社製品を展示、販売する「2003長田いきいき企業フェア」を開催する。

・兵庫の特産黒豆を使ったコーヒーや、イベントで活躍するロボット、長田名物「ぼっかけ」を活用した食品まで、震災や不況に負けずにユニークな商品で勝負する企業26社が集合する。

■なぜ?
・神戸商工会議所西神戸支部によると、95年の阪神大震災前までは増加傾向にあった長田区内の事業所数は、94年の1万945から96年は8720へと激減。その後も長引く不況が追い打ちをかけ、昨年も7879と落ち込んでいる。同フェアは、企業同士がネットワークを作ることで地元経済を活性化させようと、神戸長田ライオンズクラブが数年前から計画。同クラブの創立25周年記念イベントとして開催することにした。

・神戸長田ライオンズクラブの天竹功一会長(52)は「異業種が一堂に会することで、発想の転換につながるヒントを得られればと思う。企業が元気になって初めて、街にも活気があふれる」と期待を寄せている。

■どのように?
・体の不自由な人も利用しやすいユニバーサルデザイン採用のタクシーを走らせる「近畿タクシー」が出展する。

・コーヒー製造業の「コア・コーヒー」は、丹波の黒豆とコーヒー豆をブレンドした「黒豆入りコーヒー」を製造販売している。特産品の新しい用途開発と味の良さが評価され、昨年度の「グッドデザインひょうご」にも選ばれた。

・祭りやイベントで活躍するアミューズメントロボットを製作する「ピノキオ」は、長田区内の商店街にショールームを構える。たこ焼きやホットケーキを作る調理ロボットや、地震などで損傷した建物の外壁を遠隔操作で修復するロボットなど、次々と新しいロボットを開発中。

・ぼっかけコロッケを製造する「肉の名門マルヨネ」なども登場する。

・同フェアは入場無料。計26社のブースが並び、商品の試食や利用体験もできる。

バリアフリー度調査、地図に反映へ 松江で障害者ら念入りに/島根(2003年09月29日)

■いつ?
2003年9月28日
■どこで?
大阪府松江市
■誰が?
松江市
■何をした(する)?
「松江市バリアフリー市民現地点検」を実施した。
■なぜ?
・障害者にとって住み良い町づくりを目指して。

・同市の「交通バリアフリー基本構想策定事業」と「バリアフリーマップ作成事業」に役立てる。

■どのように?
・同市の天神町や和多見町周辺のバリアフリーマップを作成した市民団体「しまねユニバーサルデザイン研究会」のメンバーも参加し、参加者たちは8班を組織。

・公募に応じて参加した障害者や高齢者ら約70人が、市職員とともに歩道や公共施設などの状況を調べた。

・県民会館周辺、一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅周辺、くにびきメッセ周辺などを点検。歩道の傾斜、車道との段差、点字ブロックの状態などを入念に見て回った。

・各班は点検内容を地図などにまとめ、改善してほしい場所などについて話し合った。

・同市は、この日のデータを地図に書き込んでホームページで公開する。

玉の湯新社長に長女の桑野専務 現社長は会長に /大分(2003年09月30日)

■いつ?
2003年10月1日
■どこで?
玉の湯(大分県湯布院町)
■誰が?
桑野和泉専務(玉の湯)
■何をした(する)?
社長に就任する。
■なぜ?
禅宗の寺院保養所として1953年に創業して以来50年になるのと、溝口薫平社長が古希を迎えた節目に合わせたという。
■どのように?
・「グローバル化で、どんな人にも受け入れられるユニバーサルデザインが必要になっている。食の面でもアトピーなどへの対応を進めたい」と話している。

・桑野専務は由布院温泉観光協会専務理事も務める。

・玉の湯はクヌギなどを植えた敷地に温泉付きの15棟の「離れ」がある。くつろげる空間と料理などで女性客らに人気で、昨年度の年間売上高は約10億円。