■いつ? |
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2003年12月1日 |
■どこで? |
福島県福島市 |
■誰が? |
NPO法人循環型社会推進センター |
■何をした(する)? |
設立総会を開いた。 |
■なぜ? |
施工業者や設計士らとネットワークを作り、空き家の多い住宅団地などをリフォームして供給するのを目的として。 |
■どのように? |
・少子高齢化の進展を踏まえ、ユニバーサルデザインを取り入れた住宅なども提供する方針。
・活動では空き家をリフォームし、消費者に安価で提供する。早ければ今年度中にも知事の認可を得て活動を始める見込み。 ・活動の基本構想は「資源を大事に使い、ごみの量を減らす」というリサイクルの発想。 ・実際にリフォームを担当するのは主に地元の施工業者や設計会社。NPOを中心に業者とネットワークを作ることで、情報共有や技術指導などが円滑に進められる。 ・消費者の信頼が得られるように、NPOは業者の技術などをチェックした上で登録する。 ・消費者は住宅改修や買い替えに関する相談をNPOに持ちかけ、交渉。消費者の予算や要望に応じてNPOが事業者らを選定し、あっせんする仕組み。 ・すでに約170の正会員、準会員が集まっており、来週にも県に設立の申請をする。 |
朝日新聞
障害者、買い物しやすく 新業態の店舗運営へ /熊本(2003年12月12日)
■いつ? |
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2003年12月頃 |
■どこで? |
熊本県熊本市 |
■誰が? |
株式会社エブリワン |
■何をした(する)? |
熊本市内に「タブリエ」の1号店を出す。将来は九州各県に店舗を展開する予定。 |
■なぜ? |
「ユニバーサルデザインのコンビニ」として、お年寄りなど新しい客層の取り込みを狙う。 |
■どのように? |
・障害者でも買い物しやすくした新業態のコンビニ「タブリエ」の運営に乗り出す。フランス語で母親のぬくもりを意味する。
・パート従業員は障害者も雇用する。 ・市内の障害者支援団体の意見を取り入れ、フロアは一般的なコンビニの5倍にあたる660平方メートルを確保。車イスが楽に通れるように通路やレジの幅を広くした。 ・当初は点字の案内板を配置する予定だったが、障害者側から「店員に頼めば済む」と指摘されたため、店員教育に力を置くことにしたという。店員が自然に手助けするような「接客力」を目玉にしたい考え。 ・敷地内には、売り場面積(70平方メートル)が日本一になるという授産施設の販売所や、障害者向けのパソコン教室も併設される。 ・同社は「健常者や地域住民との交流拠点になれば」と期待をかける。 ・エブリワンは94年、旧寿屋系列のコンビニとして創業。店内でパンや弁当をつくり、業界で初めて離島の鹿児島県名瀬市に出店するなど、特徴を出して後発のハンディを補ってきた。店舗数は160で九州5位。 ・冨田晋社長は「大手に対抗するには、徹底的に地域に根ざした店作りで差をつけることが必要。将来はお客さんを名前で呼べるようになるほど、親しみのある店にしたい」と話している。 |
福祉車両、本格展示 今秋の東京モーターショー、集客増狙い(2004年03月03日)
■いつ? |
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2004年11月2~7日 |
■どこで? |
幕張メッセ(千葉市) |
■誰が? |
日本自動車工業会(開催),メーカー各社(展示) |
■何をした(する)? |
商用車の東京モーターショー(38回)で、体の不自由な人にも乗りやすい福祉車両の本格展示に踏み切る。今年は「働くくるまと福祉車両」との副題をつける。 |
■なぜ? |
ショーの集客増につなげるため。 |
■どのように? |
・東京モーターショーは「乗用車・二輪車」と「商用車」の隔年開催だが、商用車の年は入場が運送事業者などのビジネス関係者に偏りがち。
・身体や年齢などの違いを超えて幅広い層に利用しやすい「ユニバーサルデザイン」の福祉車両に脚光を当てる。 ・福祉車両は、体の不自由な人が自分で運転したり、家族の介護で外出したりしやすいように、通常の車両を改良したもの。トヨタ自動車は専用の「ウェルキャブ」シリーズをほぼ全車種に設定、03年は約1万6千台を販売するなど、メーカー各社とも力をいれている。 |
九産交の再建にメド 潮谷知事にとってこの1年は… /熊本(2003年12月30日)
■いつ? |
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2003年12月頃 |
■どこで? |
熊本県 |
■誰が? |
潮谷義子熊本県知事 |
■何をした(する)? |
今後の課題としてユニバーサルデザインでの駅舎づくりを挙げた。 |
■なぜ? |
駅前整備や都市圏交通など、まちづくりにつなげて考えたいから。 |
■どのように? |
観光戦略もある。単に乗り物という感覚ではない。 |
不便さ再認識、大切さを指摘 県のUD懇話会提言 /岡山(2003年12月30日)
■いつ? |
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2003年12月頃 |
■どこで? |
岡山県 |
■誰が? |
おかやまユニバーサルデザイン懇話会(座長=奥英久・岡山理科大工学部教授) |
■何をした(する)? |
提言書をまとめ、石井正弘知事に提出した。 |
■なぜ? |
年齢や性別、国籍などに関係なく、誰にでも使いやすい生活環境を目指すユニバーサルデザインの考え方を、どう根付かせるか検討してきたから。 |
■どのように? |
・提言書は、誰が使っても違和感がなく受け入れられ、利用する人が特別扱いにならないような「さりげない」デザインをユニバーサルデザインと定義。
・普段は当たり前だと思っている身の回りの環境や物事に、不便さなどがないかどうかもう一度確かめることの大切さを指摘し、行政には啓発活動やモデル事業の推進などを求めた。 |