■いつ? |
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2004年01月頃 |
■どこで? |
桜の郷(茨城県茨城町) |
■誰が? |
茨城県 |
■何をした(する)? |
高齢化社会のモデルとなる街づくりを進めている。 |
■なぜ? |
ユニバーサルデザインを取り入れ、子どもから高齢者まで、障害がある人もない人も安心して暮らせる住宅街を目指す。 |
■どのように? |
・国立水戸病院が移転開院する茨城町の大戸・近藤地区に総面積57ヘクタールで、住宅のほか、病院や、民間の特別養護老人ホーム、介護老人保健施設が造られる。病院と特養ホーム、老健施設は04年秋に開院・開所予定で、分譲住宅の入居も同時期に始まる。
・分譲住宅は計118区画で、敷地は平均約215平方メートル。04年秋の第1期分は60区画で、(1)入居者が建てた住宅を約1カ月間、入居前に展示場などとして使い、その分値引きするモニター住宅付き宅地(13区画)(2)建て売り(2区画)(3)建築条件付き(20区画)(4)デザインコンペ住宅付き(7区画)(5)宅地(12区画)がある。(1)~(3)は建築する大手住宅メーカー10社が、区画ごとに決まっている。残り6区画は(2)(3)(5)のいずれかで、2月に販売方法を決める。 ・(1)の申し込みは今月10日~25日に受け付ける。(4)は建築士から住宅デザインを募集し、7作品を選んで実際に建てる。2月20日までに応募者登録、同27日までに設計デザインを締め切り、3月中に審査結果を発表する。5月までに入居者を募集し、細かい設計に入る。(3)と(5)の募集は4月、(2)は10月の予定だ。詳細はホームページ(http://www.sakuranosato-ibaraki.jp/)か県桜の郷整備推進室(電話029・301・3317)へ。 ・県は住宅販売のため、4月から3年間の任期付きで、不動産取引などの経験者の職員採用を決めている。 |
朝日新聞
バリアフリー歩道を開発 板橋区が実地体験会 /東京(2004年01月12日)
■いつ? |
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2004年01月11日 |
■どこで? |
JR板橋駅西口駅前広場 |
■誰が? |
板橋区,板橋福祉のまちをつくろう会 |
■何をした(する)? |
板橋区型ユニバーサルデザインブロックの実地体験会を開いた。 |
■なぜ? |
今後板橋区は、3月末までに区内約100カ所の交差点の改修工事を行い、利用を進める考えのため。 |
■どのように? |
・板橋区は、交差点における歩道と車道の段差の通過に苦労する車いす利用者と、段差で境界を認識する視覚障害者の双方の利用しやすさを考慮した板橋区型ユニバーサルデザインブロックを区内の業者と共同開発した。
・国土交通省の基準では、横断歩道に接する歩道と車道の段差は2センチが標準とされている。開発したブロックは、車いすの車輪が通る部分をスロープ状にして段差をなくし、その他の部分は段差を残し、基準を満たす構造になっている。 |
授産施設新たに、建て替えが完成 京都ライトハウス /京都(2004年01月16日)
■いつ? |
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2004年01月25日1時~ |
■どこで? |
京都ライトハウス(京都市) |
■誰が? |
京都ライトハウス |
■何をした(する)? |
施設見学会や、すべての人に使いやすいユニバーサルデザインをテーマにした講演。 |
■なぜ? |
視覚障害者の活動拠点京都ライトハウスのオープンを記念して。 |
■どのように? |
・定員200人、参加無料。問い合わせは京都ライトハウス高野仮事務所(075・707・5880)へ。
・建て替え工事が進んでいた京都ライトハウスがほぼ完成し15日、完成式があった。 ・以前からの点字図書館に加え、身体障害者の通所授産施設(定員20人)とデイサービスセンター(1日15人利用可能)を新たに備え、視覚障害者をはじめとする身体障害者の総合福祉施設となる。 ・京都ライトハウスは1961年設立。約60年前に建てられた元病院の建物を借りていたが、老朽化したため建て替えを進めていた。新しい建物は鉄筋コンクリート地上4階、地下1階建てで、延べ床面積は5086平方メートル。事業費は18億4千万円。 |
着やすく若返る衣服を舞台で紹介 浜松で生活環境フェア /静岡(2004年01月18日)
■いつ? |
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2004年01月17日 |
■どこで? |
静岡県浜松市 |
■誰が? |
浜松市 |
■何をした(する)? |
市内の会館で「ユニバーサルデザインフェア」を催した。 |
■なぜ? |
・どんな人にも適合する生活環境「ユニバーサルデザイン」。そんな街づくりをめざして。
・ファッションショーは「着やすく・楽しく・若返る」がテーマ。 |
■どのように? |
・お年寄りたちがモデルとなり、誰にでも着やすい服を紹介するファッションショー。
・90歳代の3人を含む28人のボランティアモデルが、遠州産の別珍のスポーツウエアや、あい染め生地のキルティングで作った保温ベストなどを着てステージに登場し、訪れた市民の拍手を浴びていた。 ・会場では、企業の取り組み紹介やシンポジウムもあった。 |
模擬企業を設立、1年かけデザイン 富山北部高が提案・発表/富山(2004年01月22日)
■いつ? |
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2004年01月16~18日 |
■どこで? |
富山県民会館(富山市) |
■誰が? |
富山北部高校商業デザイン科の生徒 |
■何をした(する)? |
生徒が制作した商品PRポスターや模擬企業のロゴ、デザインなどが、第39回北高展で展示された。その中で久郷麻夏さんと河原美友紀さんが身障者も健常者も利用できるユニバーサルデザインのカフェを提案、発表した。 |
■なぜ? |
・二人は「カフェは敷居が高く、入りにくいと思っている人が多いことがわかった。誰でも気軽に入れるカフェがあれば、と思いました」と説明した。
・商業デザイン科では、消費者に商品を売るためのPR技術を学ぶ。3年生は例年、模擬企業を立ち上げ、CIという企業姿勢を明確に打ち出すロゴマークやキャッチフレーズ、イメージカラーをデザインし、展示会で発表してきた。 ・商業デザイン科主任の丸山敦子教諭は「自分で疑問点を見つけ、解決する人材を企業は求めている。発表能力を身につけ、社会で通用するデザイナーを育てたい」と語る。 |
■どのように? |
・アンケートで、カフェに癒やしや安らぎを求める人が多いことがわかり、コンセプトは「大自然の中でくつろぎを……」と設定。内装や食器を、海や緑を感じさせる色でまとめた。
・1年生が、画面を区切り、構成する平面構成という作品を展示。画面構成の能力と、使用する絵の具を4色に限定することで色を作る能力を高める。 ・2年生は、実在する商品のセールスポイントをPRするポスターや新聞広告と、環境破壊や戦争の悲惨さなどを訴えかける啓蒙(けいもう)ポスターなどを展示した。 ・丸山教諭は「1、2年ではデザインの技法と作品への応用を学び、3年で社会に通用する作品を作らせる努力をしています」と話している。 |