■いつ? |
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1995年 |
■どこで? |
三春町福祉会館(福島県三春町) |
■誰が? |
三春町 |
■何をした(する)? |
三春町福祉会館を建築した。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・入り口のスロープのこう配は約8%と緩やか。受付テーブルは下部がえぐってあり、車いすのまま職員と対面しやすくした。2階にあるデイケア施設のトイレは便座の周囲に同じ高さの木の台座を巡らし、下半身が不自由でも簡単に座ることが出来る。エレベーターは救急車のストレッチャーがそのまま入る約2・6メートルの奥行きがある。
・同町参事の森沢茂さんは「障害者や高齢者だけでなく、福祉会館を利用するだれもが使うのが前提。トイレの木の台座は、私なら本でも置こうかと思います」と話す。ユニバーサルデザインの理念に近いが、森沢さんは「建てたころはだれも、そんな言葉を知らなかった。大勢の職員が設計者に意見を伝えたので使いやすくなっただけ」という。 ・県も今年度から、ユニバーサルデザイン研究会を立ち上げた。かつてグラフィックデザイナーだった森沢さんも14人のメンバーの1人。年度末までに提言書を作る予定だ。県はこの提言書をもとに、施設だけでなく道路や表示も含め、県の環境づくりに生かす方針。 ・<ユニバーサルデザイン> すべての年齢や能力の人々にとって、可能な限り使いやすい工業製品や公共施設、標識などの生活環境のデザインをいう。川内美彦著「ユニバーサル・デザイン」(学芸出版社)によると、米国の建築家で工業デザイナーだったロン・メイス(故人)が70年代後半から提唱した。バリアフリーは高齢者や障害者など特定の人のために生活環境の不自由さを取り除くことを指すことが多いが、ユニバーサルデザインは多くの人が使うことが前提で、「みんなのためのデザイン」(デザイン・フォー・オール)とも表現される。 |
その他
ユニバーサルデザイン(「しょうがい」って何?第2部:1)/福島(2001年10月31日)
■いつ? |
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1995年 |
■どこで? |
磐梯高原柏屋(福島県) |
■誰が? |
本名幹司さん(柏屋社長) |
■何をした(する)? |
普通のトイレとは別に、段差のない、手すり付きのトイレをつくり、車いすマークを表示した。 |
■なぜ? |
数年前に父親の足が弱くなったころからトイレの使い勝手が気になり始め、手すりがないと体が不安定で危ないと考えたため。 |
■どのように? |
・店員からの報告で利用者がほとんどないことが分かった。一時は店の荷物置き場になり果てていた。「病院のような雰囲気だし、健常者は『使ってはいけない』と思い込んでいるから」と本名さんは言う。
・利用者の区別をなくしてしまえ、という発想が新しいトイレにつながった。入り口には車いすの人と男性、女性、そして子供が並んだ独自の表示があり、「みんないっしょ、みんなかいてき」と書いてある。「ユニバーサルデザインという言葉は少しとっつきにくい。多くの人に分かってもらえればと、平仮名で理念を書きました」と本名さんは説明する。 |
ユニバーサルデザイン(「しょうがい」って何?第2部:1)/福島(2001年10月31日)
■いつ? |
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2001年10月頃 |
■どこで? |
開成柏屋(福島県郡山市) |
■誰が? |
株式会社柏屋 |
■何をした(する)? |
だれもが使いやすいことを目指す「ユニバーサルデザイン」の好例として全国的に注目された。 |
■なぜ? |
トイレに入った人の多くに広い印象を与える。 |
■どのように? |
車いすで楽に方向転換が出来る1・5坪(約5平方メートル)が2室。完全個室のため男女兼用になっており、手すりやベビーベッドもある。 |
我が家のおふろで気分上々 マリオン(2001年10月31日)
■いつ? |
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2002年1月 |
■どこで? |
記載なし |
■誰が? |
株式会社赤石 |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザインの入浴用品を発売する。 |
■なぜ? |
ユニバーサルデザインに基づく日用品の新ブランド「36℃」から、高齢者や障害者にも使いやすい入浴用品が登場する。 |
■どのように? |
座面が広く平らな「フリー・スツール」(4800円)は、体重を4本の脚に分散させ、しっかりと体を支える。高さは3段階調節できる。ほかに、握る部分の形や柄の角度などを人間工学の視点で考えた「フリー・ウォッシャー」(2500円)や、手おけ「フリー・ペイル」(900円)も。いずれも白、黄、緑の3色。電話赤石(054・256・5551)。 |
えんぴつ /福島(2001年11月08日)
■いつ? |
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2001年11月頃 |
■どこで? |
東京~郡山 |
■誰が? |
記載なし |
■何をした(する)? |
車いすの女性と一緒に新幹線に乗った。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・JR職員の誘導で東京駅の従業員用の地下通路を通り、荷物用エレベーターでホームへ。職員は乗車まで付きっきりだ。親切でありがたいが、特別扱いとも感じた。
・乗客みんなが利用するエレベーターが各ホームにあればいいのに。だれもが使えることを目指す設計を「ユニバーサルデザイン」というが、そこに達する道のりはまだ遠い。 |