■いつ? |
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2000年以降 |
■どこで? |
東京都 |
■誰が? |
東京都 |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザインタクシー1台につき100万円を上限に補助金を出す。 |
■なぜ? |
ユニバーサルデザインタクシーの増加を図るため。 |
■どのように? |
都は04年度末までに600台の普及を目指す。規制緩和を契機に導入を検討する会社が30以上ある。 |
その他
「福祉タクシー」に活路 需要見込み行政も支援 規制緩和 /東京(2002年02月01日)
■いつ? |
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2002年2月1日以降 |
■どこで? |
記載なし |
■誰が? |
国 |
■何をした(する)? |
道路運送法が改正され、タクシーの増車や料金値下げなど、規制が緩和される。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・タクシー会社「リッチネット東京」は昨年から、身障者らを含めて、だれでも利用できるリフト付きタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)の導入を始めた。30台のうち9台がリフトやスロープ付きのRV型だ。車イスのまま後部ドアから乗車でき、後部座席をたたむと、広々としたスペースができる。料金は通常と同じ。運転手が客の買い物を手伝うこともある。
・個人タクシーを経営する水野政忠さんも福祉に関心があり、昨年10月からリフト付きのタクシーに替えた。 ・緩和でタクシー業界で生き残りの激化が予想される中、身体障害者や介護が必要な高齢者らを対象にしたサービスに力を入れる会社も増えそうだ。 |
バリア見逃さないぞ 障害者などを招いて福間町で点検 /福岡(2002年02月03日)
■いつ? |
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2002年2月2日 |
■どこで? |
福岡県福間町 |
■誰が? |
福間町 |
■何をした(する)? |
障害者や高齢者を招いて駅周辺のバリアフリー点検調査をした。 |
■なぜ? |
JR福間駅周辺の整備を進めているから。 |
■どのように? |
・参加者から指摘された問題点や改善事項を参考に事業計画をまとめ、3月にある町交通バリアフリー推進協議会の承認を得て事業に着手する。
・調査には、町身体障害者福祉協会や老人クラブなどから約40人が参加。駅前から大和、太郎丸、手光の各交差点を約2時間かけて回り、歩道の段差や傾斜などを細かく点検した。 ・同町は昨年、だれもが障壁(バリア)のない生活ができるまちづくりをめざす「ユニバーサルデザイン計画」を策定。住民の移動拠点であるJR東福間駅と福間駅を重点整備地区に指定した。デザイン計画には、エレベーターや視覚障害用ブロックの設置、音の出る信号機の設置などを盛り込んでいる。 |
優しい町目指そう 100人参加、東伊豆で住民フォーラム /静岡(2002年02月05日)
■いつ? |
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2002年1月19日 |
■どこで? |
静岡県東伊豆町 |
■誰が? |
東伊豆町商工会 |
■何をした(する)? |
子供にも高齢者にも障害者にも優しい町づくりを考える住民フォーラムを開催した。 |
■なぜ? |
だれもが容易に利用できるユニバーサルデザインの理念を観光地づくりに生かすため。 |
■どのように? |
・車いすの人、白いつえの人と一緒に歩いた昨年11月のユニバーサルウオーク(町歩き)のまとめと提案があり、みんなで新しい町づくりを話し合った。
・町歩きをした中学生や高齢者、障害者、女性らのほか一般住民、観光協会、農協、漁協、町などから約100人が参加。歩道の狭さ、段差や路上駐車の多さといった町歩きの感想、歩行者軽視の再認識などを中学生、障害者らが次々に語った。 ・商工会がまとめた提案には、伊豆稲取駅周辺の車いす対応、高齢者や障害者のための公衆トイレ整備など多くの改善点が盛り込まれた。ソフトの面では気遣いや思いやり、異なる立場への理解といった「心のユニバーサルデザイン」を基本に、だれでも安心して気持ちよく暮らせることをめざしている。 ・ビデオ「みんなで跳んだ」の上映もあった。ある中学校の出来事を取り上げた朝日新聞のコラムをもとに制作された5分間の短いビデオで、同名の本が小学館から出版され、反響を呼んでいる。 ・町歩きをもっと広げ、住民参加の町づくり委員会をつくるよう町に提言する。 |
玄関や庭、もっと使いやすく 広がるユニバーサルデザインの試み(2002年02月07日)
■いつ? |
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2002年3月5日まで(水曜日と2月17日は休館。10日には一般向き、18日にはプロ向けの無料セミナーが開かれる) |
■どこで? |
リビングデザインセンターOZONE(東京都西新宿区) |
■誰が? |
ザ・シーズン(展示),株式会社リビング・デザインセンター(企画) |
■何をした(する)? |
「ユニバーサルデザイン展2002」に、従来との違いを体験できる庭が登場した。 |
■なぜ? |
ガーデニングブームの後押しで、住まいの外から見える部分にも、自分らしさを求める人は増えた。「一歩進めて訪れる人のことや、家族の20年後の変化を想像してみる。自分の生活を思い起こすきっかけになれば」と展覧会を企画したリビングデザインセンターOZONE広報の橘田洋子さんは期待している。 |
■どのように? |
・年齢や身体能力の違いにかかわらず、だれにでも使いやすいモノと環境を目指すユニバーサルデザイン。その「哲学」を生かした家づくりが、室内から、玄関まわりや庭などの分野に広がり始めた。
・色も大きさも同じように見えるタイルでも、屋外用はつるつるより、ざらざら。ウッドデッキで見るような木製ブロックの溝は、幅や深さに様々な違いがある。会場の一画に、庭や門などに使うパーツが並んでいる。 ・玄関先をイメージしたスロープには、金属と木製樹脂の2種類の手すりがついている。 ・軽く前に押すだけで開くアルミ製の門扉は、四国化成工業が「ラクリア」の名で昨秋発売。通ったあとも後ろ手に閉められるので、車いすの人でも一人で楽に出入りできる。操作性を考えて取っ手を横方向に改良するなど、開発に2年かけた。 ・新日軽は、車いすに座ったままでも作業しやすい園芸プランターを参考出品した。住居から段差なく庭に出られるデッキや手すりなどを、提案していく。 ・問い合わせは、OZONE(03・5322・6500)へ。 |