■いつ? |
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2003年7月10日 |
■どこで? |
熊本市 |
■誰が? |
福祉団体や市町村職員ら約50人 |
■何をした(する)? |
誰にでも使いやすい生活環境を目指すユニバーサルデザイン(UD)の観点から建物やサービスを点検する講座を行った。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・熊本城やアーケード街を歩きながら段差のチェックなどを行った。
・点検は8グループに分かれて、急なスロープやせまい入り口など高齢者や障害者が使いづらい場所を写真に撮り、地図に印をつけた。その後、改善策などを話し合った。 ・銀行の現金自動出入機では、画面の位置が高く車いすから文字が見えにくい、デパート内の段差を示すピンク色のテープは色覚障害者にわかりにくいとの指摘があった。 ・車いすで参加した山本行文さん(48)は「すべてをUDに配慮した建物に変えるのはコストがかかる。その分、自動ドアがすぐに閉まるのを手で押さえるなどサービス面でカバーしてほしい」と話した。 |
その他
すべての人がすみよい街を 県、四日市で講座 /三重(2003年07月13日)
■いつ? |
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2003年7月12日 |
■どこで? |
じばさん三重(四日市市) |
■誰が? |
三重県健康福祉部 |
■何をした(する)? |
5回予定したうちの2回目の「ユニバーサルデザインのまちづくり」講座を開いた。 |
■なぜ? |
古瀬敏静岡文化芸術大教授は講演で「2015年には人口の25%が高齢者。自分が使うことを考えてまちづくりを考えなければ」と話した。 |
■どのように? |
・ユニバーサルデザインは、「すべての人のためのデザイン」の意味。年齢や障害にかかわらず、多くの人が利用できることが条件。例えば、階段のある場所に車いす用のスロープをつけるより、最初から段差をなくせば、高齢者や妊娠中の人たちなど、多くの人が利用できるとの考え方。
・古瀬教授は講演で、施設のトイレなど様々なデザインについて、よい例や悪い例を挙げて解説した。 ・講座には約百人が参加し、車いす利用者や脚の不自由な人たちの姿もあった。 |
わかふじ大会に役立ててと寄付 県盲・聾・養護学校 /静岡(2003年07月18日)
■いつ? |
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2003年7月17日 |
■どこで? |
静岡県庁内の国体局長室 |
■誰が? |
上地裕佳子会長(静岡県盲学校・聾(ろう)学校及び養護学校PTA連合会) |
■何をした(する)? |
今秋に開催する「わかふじ大会(第3回全国障害者スポーツ大会)」に役立ててもらおうと寄付金40万円を県に贈った。 |
■なぜ? |
同連合会では、わかふじ大会に出場する選手や関係者の励みになるからと、PTA会費の中から毎年10万円ずつ積み立てていたという。 |
■どのように? |
・北村正平局長は「寄付金は目的を持って使いたい。すべての人にやさしい大会を目指したユニバーサルデザインの実現やボランティアの方の活動費に充てたい」と話した。
・寄付の贈呈式では、同連合会長の上地さんや県立静岡盲学校生徒会長の岡村僚君ら4人が訪れ、北村局長に目録を手渡した。 |
潮谷・熊本知事「バリア作らぬ」 出身の佐賀で講演 /佐賀(2003年07月29日)
■いつ? |
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2003年7月頃 |
■どこで? |
アバンセ(佐賀市) |
■誰が? |
潮谷義子熊本県知事 |
■何をした(する)? |
出身地である佐賀市で、「地域社会をデザインする」と題して講演した。 |
■なぜ? |
潮谷氏は、年齢や障害の大小に関係なく利用できる施策「ユニバーサルデザイン」に取り組んでいる。 |
■どのように? |
・「既存のバリアをなくすのがバリアフリーだが、ユニバーサルデザインは最初からバリアを作らない。作り替えではないので、コストが安い」と説明した。
・買い物を手伝ったり、購入品を宅配したりする仕組みを導入して、元気を取り戻した熊本市の商店街などを例に挙げ、「地域社会の中に触れ合いの場を作ることもユニバーサルデザインだ」と話した。 ・ユニバーサルデザインの施策は佐賀でも可能と話し、「はなわさんの歌にもあるように、あるがままの佐賀の良さを再発見して」と訴えた。 ・300人収用の会場がいっぱいになり、会場外のモニターで聴き入る人が出るほどだった。 |
県政ふれあい教室生を募集 /熊本(2003年08月02日)
■いつ? |
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2003年9月13日(阿蘇・県庁)、20日(球磨・上益城)、10月4日(芦北・八代) |
■どこで? |
熊本県介護実習・普及センター(熊本市)など |
■誰が? |
熊本県 |
■何をした(する)? |
「県政ふれあい教室」を開催する。 |
■なぜ? |
すべての人が暮らしやすい社会を目指すユニバーサルデザインを学ぶ。 |
■どのように? |
・道具を身につけ高齢者の体の不自由さを体験するなど。
・県は小学生以上を対象に参加者を募っている。 ・県地域振興局など出発地別に3コース。25日締め切り。定員は各約40人。無料。小学生は保護者同伴。昼食持参。官製はがきに希望コース、連絡先など必要事項を明記し、〒862-8570 県広報課「県政ふれあい教室」係(096・383・1111)へ。 |