■いつ? |
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2004年01月25日1時~ |
■どこで? |
京都ライトハウス(京都市) |
■誰が? |
京都ライトハウス |
■何をした(する)? |
施設見学会や、すべての人に使いやすいユニバーサルデザインをテーマにした講演。 |
■なぜ? |
視覚障害者の活動拠点京都ライトハウスのオープンを記念して。 |
■どのように? |
・定員200人、参加無料。問い合わせは京都ライトハウス高野仮事務所(075・707・5880)へ。
・建て替え工事が進んでいた京都ライトハウスがほぼ完成し15日、完成式があった。 ・以前からの点字図書館に加え、身体障害者の通所授産施設(定員20人)とデイサービスセンター(1日15人利用可能)を新たに備え、視覚障害者をはじめとする身体障害者の総合福祉施設となる。 ・京都ライトハウスは1961年設立。約60年前に建てられた元病院の建物を借りていたが、老朽化したため建て替えを進めていた。新しい建物は鉄筋コンクリート地上4階、地下1階建てで、延べ床面積は5086平方メートル。事業費は18億4千万円。 |
その他
ユニバーサル住宅 見えてきた理想像 家族構成・身体状況、変化に応じ改修(2003年8月29日)
■いつ? |
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2003年8月頃 |
■どこで? |
・北海道帯広市
・ユニバーサルデザイン館(茨城県総和町) |
■誰が? |
・帯広市
・積水ハウス株式会社ハートフル生活研究所 |
■何をした(する)? |
・「ユニバーサルデザイン住宅建設資金貸付制度」を設置。
・車いすや装具を使って、高齢者や障害者にとっての使い勝手を疑似体験できるモデル住宅を展示。 |
■なぜ? |
・人に優しい街づくりの基本は住宅。在宅での生活が続けられれば、将来的には介護保険財政も助かるはずだから
・顧客の老後への関心が高まったから。 |
■どのように? |
・「ユニバーサルデザイン住宅建設資金貸付制度」とは、市の基準を満たせば五百万円の無利子融資(返済期間二十年)を、地元金融機関から受けられる制度のこと。
・市が無利子融資制度を始めたのは1999年。市のユニバーサル住宅設計指針(97年)に基づく貸し付け基準を満たすことが条件だ。基準は、そのままでどんな障害があっても住みやすいようにする設計は求めていない。広いトイレや廊下、段差のない室内など、基本的な構造をあらかじめ確保しておけば、将来、必要に応じてわずかな改修を行うだけで住み続けることができる、という考え方だ。 ・融資対象は年30件。介護保険とは別に50万円を支給する住宅改造資金補助制度と共に住宅政策の大きな柱だ。 ・住宅のユニバーサル化の追求は大手住宅メーカーでも盛んだ。住宅最大手、積水ハウスの「ユニバーサルデザイン館」は車いすや装具を使って、高齢者や障害者にとっての使い勝手を疑似体験できるモデル住宅だ。 ・握力を弱くする装具を付ける。大きな取っ手でないと、扉は開けにくいことがよくわかる。階段昇降機は怖かった。車いすに乗ると、確かにドアより引き戸の方が使いやすい。廊下幅が十センチ違うことで通りやすさが大きく違うのが実感できた。 ・同社ハートフル生活研究所の後藤義明部長は「家を建てる働き盛り世代は、かつては高齢者になった時のことを人ごとと感じていた。今は関心の度合いが高まっている」と顧客の意識の変化を感じている。 |
今年度の神戸市民福祉顕彰 4人、4団体決まる 「神戸コスモス」など=兵庫(2003年8月30日)
■いつ? |
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2003年8月頃 |
■どこで? |
神戸国際会館こくさいホール(中央区) |
■誰が? |
身体障害者の野球チーム「神戸コスモス」,つつじが丘ふれあいのまちづくり協議会つつじっ子とママのすくすく広場(垂水区),長田区ユニバーサルデザイン研究所(長田区)など |
■何をした(する)? |
「市民福祉顕彰」の受賞者が決まった。 |
■なぜ? |
市が1977年に制定した「神戸市民の福祉をまもる条例」に基づき、79年から毎年実施しているから。 |
■どのように? |
・6月に公式戦百連勝の偉業を達成した身体障害者の野球チーム「神戸コスモス」など4人、4団体が選ばれた。
・長期にわたり市民福祉の向上に功績のあった人(団体)に贈る「功労賞」と、将来への貢献と発展が期待される人(団体)への「奨励賞」があり、これまでにそれぞれ61人(団体)、83人(団体)が受賞している。 ・奨励賞に決まった「神戸コスモス」(垂水区)は81年、全国に先駆けて結成された身体障害者の軟式野球クラブチーム。特別なルールを定め、スポーツを通してのリハビリや社会参加の機会を作ったことや、6月の全国身体障害者野球大会で百連勝の大記録を打ち立て、障害者スポーツの発展に大きく貢献した点が評価された。 ・功労賞には、「県重症心身障害児(者)を守る会」が92年に設立されて以来、会長を務める白旗カツヱさん(75)(兵庫区)、須磨区社会福祉協議会の理事長としてボランティアセンターの開設などに取り組んできた中島一誠さん(74)(須磨区)、県内唯一の民間隣保館「賀川記念館」(中央区)の施設長として四十年にわたり地域住民の生活支援活動を続けてきた村山盛嗣さん(70)(西区)の3人が選ばれた。 ・ほかの奨励賞受賞者は次のみなさん。▽尾崎哲也さん(須磨区)▽つつじが丘ふれあいのまちづくり協議会つつじっ子とママのすくすく広場(垂水区)▽長田区ユニバーサルデザイン研究所(長田区)▽西郷ふれあいのまちづくり協議会子育てサークル(灘区)。 ・授賞式は、九月十一日午後一時半、神戸国際会館こくさいホール(中央区)で。 |
[ユニバーサル社会]UD製品体感して 22・23日、茅ヶ崎でスタンプラリー(2003年9月5日)
■いつ? |
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2003年9月22,23日 |
■どこで? |
「ルミネ茅ヶ崎」六階ルミネサロン(神奈川県茅ヶ崎市) |
■誰が? |
日本ユニバーサルデザイン検定協会(東京) |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザイン(UD)の体験型イベントを開催する。 |
■なぜ? |
「ユニバーサル社会」の重要性を理解してもらい、地域の活性化につなげるため。 |
■どのように? |
・UDの普及を目指して大学生ら約10人が2年前に設立した市民団体「日本ユニバーサルデザイン検定協会」(東京)が企画し、「UDによる産業育成」を検討している茅ヶ崎市が協力。UD製品に実際に触れてもらいながら、だれにとっても暮らしやすい「ユニバーサル社会」の重要性を理解してもらい、地域の活性化にもつなげる一石二鳥のイベントだ。
・イベントは、特設コーナーでUD製品を自由に試し、スタンプをもらって回るスタンプラリー形式。スタンプを集めてアンケートに答えると、商品が受け取れる。 ・特設コーナーで体験できるのは、企業約二十社が出品したUD文具や家具、健康器具など。隣接の飲食店でも、握力のない人でも握りやすいように工夫されたスプーンや、こぼれにくい湯のみなどの使い勝手を体感できる。車いす体験のコーナーや介助技術を学ぶコーナーもある。 |
ロボット、食品… 長田ブランド発信 26社でフェア=兵庫(2003年9月8日)
■いつ? |
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2003年9月7日 |
■どこで? |
JR新長田駅前広場 |
■誰が? |
神戸長田ライオンズクラブ主催 |
■何をした(する)? |
神戸市長田区ゆかりの企業を紹介する「2003長田いきいき企業フェア」を開催した。 |
■なぜ? |
地元企業の取り組みを住民らに知ってもらうため。 |
■どのように? |
・各企業が阪神大震災に負けない“長田発”のユニークな商品や取り組みを披露した。
・今年初めて企画。二十六社が参加し、各ブースでユニバーサルデザインのタクシーや、丹波の黒豆入りコーヒーなど、自慢の商品を展示、販売した。 ・アミューズメントロボット製作会社「ピノキオ」は計十台のロボットを展示。レバーやボタン操作で、スーパーボールをすくう女の子型ロボットや、ぬいぐるみを持ち上げるパンダ型ロボットなどが並び、訪れた子どもらも大喜び。 ・来場した西区の会社員溝口勝則さん(53)は「長田で婦人靴の製造に携わっているが、震災後、業績は激しく落ち込んだ。地元企業の頑張りは『こちらも負けていられない』という気持ちにさせられる」と話していた。 |