■いつ? |
---|
2003年10月16日 |
■どこで? |
「彩の国さいたま芸術劇場」(さいたま市中央区) |
■誰が? |
埼玉県 |
■何をした(する)? |
子供や高齢者、障害者も含め、だれもが楽しめる「みんなの劇場 ユニバーサルデザイン(UD)・シアター」が開催される。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・バリアフリー化(障壁の除去)の工夫を可能な限り導入し、世代を超えて楽しめる出し物を用意した。
・バリアフリー化では、聴覚障害者用にパソコンを使った字幕表示や手話通訳、視覚障害者には映画の音声ガイド、難聴者には補聴装置などを用意。点字や拡大文字のパンフレットも作成し、支援のためのボランティアも配置する。 ・さらに、託児所(要予約)を設置するなど、子育て中の母親にとってのバリアを除去。舞台や朗読劇、映画なども、大人も子供も楽しめるような演目とした。 ・演目は「それいけ! アンパンマンショー」、和太鼓ソロコンサート「太鼓士 澤田剛年公演」、朗読劇「星の王子さま」など。映画は「ラスト・プレゼント」(韓国作品)、「ザ・カップ 夢のアンテナ」(ブータン作品)などで、いずれも入場無料。 |
その他
60歳以上のモデル募集 大阪で12月に開くシルバーファッションショー(2003年9月19日)
■いつ? |
---|
2003年12月 |
■どこで? |
大阪市天王寺区の「一心寺シアター倶楽(くら)」 |
■誰が? |
シルバーファッション・プロジェクト |
■何をした(する)? |
参加資格が60歳以上というファッションショー、「シルバーおしゃれ族の年齢(とし)忘れファッションショー」を開催予定。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・ユニバーサルデザインを意識した「日常着ファッションと体に優しいウエアの提案」、死に装束を好きな装いでと提案する「さようならの一着」、あこがれの衣装に挑戦する「仮装で年齢忘れ!」の3部構成。
・60歳以上の男女50人。応募多数の場合は選考会を実施する。出演する際の衣装は、手持ちの衣装に加えて、各テーマにふさわしい新作を担当者と相談の上で決める。実費のみ参加者負担。 |
着やすく若返る衣服を舞台で紹介 浜松で生活環境フェア /静岡(2004年01月18日)
■いつ? |
---|
2004年01月17日 |
■どこで? |
静岡県浜松市 |
■誰が? |
浜松市 |
■何をした(する)? |
市内の会館で「ユニバーサルデザインフェア」を催した。 |
■なぜ? |
・どんな人にも適合する生活環境「ユニバーサルデザイン」。そんな街づくりをめざして。
・ファッションショーは「着やすく・楽しく・若返る」がテーマ。 |
■どのように? |
・お年寄りたちがモデルとなり、誰にでも着やすい服を紹介するファッションショー。
・90歳代の3人を含む28人のボランティアモデルが、遠州産の別珍のスポーツウエアや、あい染め生地のキルティングで作った保温ベストなどを着てステージに登場し、訪れた市民の拍手を浴びていた。 ・会場では、企業の取り組み紹介やシンポジウムもあった。 |
模擬企業を設立、1年かけデザイン 富山北部高が提案・発表/富山(2004年01月22日)
■いつ? |
---|
2004年01月16~18日 |
■どこで? |
富山県民会館(富山市) |
■誰が? |
富山北部高校商業デザイン科の生徒 |
■何をした(する)? |
生徒が制作した商品PRポスターや模擬企業のロゴ、デザインなどが、第39回北高展で展示された。その中で久郷麻夏さんと河原美友紀さんが身障者も健常者も利用できるユニバーサルデザインのカフェを提案、発表した。 |
■なぜ? |
・二人は「カフェは敷居が高く、入りにくいと思っている人が多いことがわかった。誰でも気軽に入れるカフェがあれば、と思いました」と説明した。
・商業デザイン科では、消費者に商品を売るためのPR技術を学ぶ。3年生は例年、模擬企業を立ち上げ、CIという企業姿勢を明確に打ち出すロゴマークやキャッチフレーズ、イメージカラーをデザインし、展示会で発表してきた。 ・商業デザイン科主任の丸山敦子教諭は「自分で疑問点を見つけ、解決する人材を企業は求めている。発表能力を身につけ、社会で通用するデザイナーを育てたい」と語る。 |
■どのように? |
・アンケートで、カフェに癒やしや安らぎを求める人が多いことがわかり、コンセプトは「大自然の中でくつろぎを……」と設定。内装や食器を、海や緑を感じさせる色でまとめた。
・1年生が、画面を区切り、構成する平面構成という作品を展示。画面構成の能力と、使用する絵の具を4色に限定することで色を作る能力を高める。 ・2年生は、実在する商品のセールスポイントをPRするポスターや新聞広告と、環境破壊や戦争の悲惨さなどを訴えかける啓蒙(けいもう)ポスターなどを展示した。 ・丸山教諭は「1、2年ではデザインの技法と作品への応用を学び、3年で社会に通用する作品を作らせる努力をしています」と話している。 |
介護食品選ぶ目安に かみやすさの表示を統一(2003年10月4日)
■いつ? |
---|
2003年10月頃 |
■どこで? |
日本介護食品協議会 |
■誰が? |
日本介護食品協議会 |
■何をした(する)? |
五種類の介護食品を「ユニバーサルデザインフード」と呼んでロゴマークを作り、一緒に表示することにした。 |
■なぜ? |
介護食品の統一した自主基準作りとするため。 |
■どのように? |
・介護食品は、お年寄りや障害のある人向けの加工食品で、レトルトが中心だ。肉じゃがや魚の煮付けから、おじや、ゼリーまで様々な料理があり、食べやすいよう軟らかさや大きさが工夫されている。
・ただし、どの程度軟らかく、どんな大きさかといった表示は、メーカーによってまちまちだった。このため、「選ぶ時に戸惑う」という声が消費者から寄せられており、メーカー四十七社で作る日本介護食品協議会(東京)で、自主基準作りを進めていた。 ・お年寄りなどのかむ力、飲み込む力のレベルに合わせ、「区分1=容易にかめる」「同2=歯ぐきでつぶせる」「同3=舌でつぶせる」「同4=かまなくてよい」の四種類に分け、容器に表示することになった。また、とろみを付けて食べる粉末などの食品には、「とろみ調整」と表示することも決めた。 ・メーカーの一つ、ホリカフーズ(新潟)では、早速この九月から、「区分1」の表示を「豚肉のしょうが煮」などに付けて販売を始めた。ただ、メーカーの多くは、従来の商品の在庫がなくなってから切り替えるという。このため、売り場に新しい表示の商品が多く出回るのは、年末から新年以降になる見込みだ。 |