■いつ? |
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2004年3月22日まで |
■どこで? |
福井県鯖江市 |
■誰が? |
鯖江市ユニバーサルデザイン課 |
■何をした(する)? |
2005年度の市立インテリジェントデザイン講座(SSID)の受講生を募集。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・メガネや繊維、漆器、広告など、産業界の一線で活躍するデザイナーの養成を目指し、デッサンの基本的表現や色彩演習、コンピューター演習、修了製作などを行う。チーフ講師は、川崎和男・名古屋市立大大学院教授。 ・会場は鯖江市のめがね会館。原則として毎週土曜の午後7時から10時まで。 ・受講料は年間18万円。定員25人。 ・応募・問い合わせは、鯖江市ユニバーサルデザイン課(0778・53・2204)まで。 |
■参考資料 |
「インテリジェントデザイン講座の来年度受講生募る 鯖江市=福井」『読売新聞』2004年2月25日,朝刊,32面 |
その他
[暮らしを築く]雇用創出 介護・福祉事業(6)シルバー産業(連載)=大分(2004年2月26日)
■いつ? |
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2004年2月1日 |
■どこで? |
別大国道 |
■誰が? |
株式会社青木茂建築工房 |
■何をした(する)? |
別大国道にUDの考え方を導入した。 |
■なぜ? |
高齢者でも見やすく、通行しやすいようにするため。 |
■どのように? |
・青木茂建築工房(大分市)は、見やすい表示、車いすや足が不自由でも利用しやすい設計を手がけ、役場や学校、駅、ホテルなど幅広い建物に応用している。 ・同社は部分拡張した別大国道にもUDの考え方を導入、自転車道と歩道を違った色彩にすることで、高齢者でも見やすく、通行しやすいようにした。 ・1級建築士で、経営者の青木氏は「高齢者が活動しやすい社会は、消費の落ち込みを防ぐなどして、経済を拡大させる可能性を持っている」とUDの伝道と産業化に意欲を示す。 |
■参考資料 |
「[暮らしを築く]雇用創出 介護・福祉事業(6)シルバー産業(連載)=大分」『読売新聞』2004年2 月26日,朝刊,37面 |
だれもが「使いやすい」陶器 玉名でお年寄りら使用体験=熊本(2004年2月27日)
■いつ? |
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2004年2月26日 |
■どこで? |
介護老人保健施設「ゆうきの里」(熊本県玉名市) |
■誰が? |
熊本県玉名地域振興局 |
■何をした(する)? |
UD陶器の使用体験会を行った。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・協力する荒尾玉名地域の8窯元が参加。 ・握力の低下を考慮し、表面に滑り止めの細かい凹凸をつけた湯飲み、スプーンですくう際に料理がこぼれないよう、縁を内側に反らせた皿などの食器40点を紹介。同施設にリハビリで通っている高齢者約30人が使ってみて感想を述べた。 ・実際に使用した人は「よく工夫されていて使いやすい。陶器はプラスチックの食器より料理がおいしそうに見える」と笑顔で答えた。 ・熊本県玉名地域振興局は「意見を参考に改良を加え、商品化につなげたい」と話していた。 |
■参考資料 |
「だれもが「使いやすい」陶器 玉名でお年寄りら使用体験=熊本」『読売新聞』2004年2月27日,朝刊,32面 |
[ユニバーサル社会]ドコモ丸の内 段差解消、誘導路・・・気配り細かく(2004年2月27日)
■いつ? |
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2004年2月頃 |
■どこで? |
ドコモショップ丸の内店(東京・有楽町) |
■誰が? |
株式会社NTTドコモ、設計事務所アークポイント |
■何をした(する)? |
UDの考え方を取り入れて作られた「ドコモ・ハーティプラザ」を、東京・有楽町のドコモショップ丸の内店内にオープンした。 |
■なぜ? |
年齢や障害の有無に関係なくだれもが利用しやすい施設・サービスを目指すため。 |
■どのように? |
・設置に当たって、障害を持つ人やUDの専門家からも意見を聞いた。 ・店内はすべての段差を解消。視覚障害者のための誘導路も凹凸がないものを採用した。カウンターと展示台は、車いすでもひざが奥まで入るデザイン。車いす対応のトイレには簡易ベッドがあり、赤ちゃんのおむつ交換もできる。店舗入り口に近づくと、センサーが感知しスピーカーから「ドコモショップ丸の内店です」と流れる。 ・ソフト面では「ゆっくり相談カウンター」を設置。他の客に気兼ねすることなく、時間をかけて相談ができるようにした。手話ができるスタッフも3人常駐。車いす利用者や視覚障害者は事前に予約すれば、最寄の駅と店舗の間の送迎サービスも受けられる。 ・設計にかかわった設計事務所「アークポイント」の寺島薫代表は「キーワードは『ゆっくり、ゆったり、丁寧に』。だれにとっても、使いよく美しいことを心がけた」と話している。 ・NTTドコモではこのほか、受付カウンターなど店舗の一部をバリアフリー化(障害除去)した「ハーティーコーナー」を13店で展開しており、2004年3月末には53店舗に拡大することにしている。 |
■参考資料 |
「[ユニバーサル社会]ドコモ丸の内 段差解消、誘導路・・・気配り細かく」『読売新聞』2004年2月27日,夕刊,18面 |
食品パック容器のふた 開けやすさ考えよう 高齢者向け試作品展示(2004年3月9日)
■いつ? |
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2004年3月30日まで |
■どこで? |
アジア太平洋トレードセンター(ATC)のITM棟11階(大阪市住之江区) |
■誰が? |
「エイジレスプランニングネットワーク」(大阪市) |
■何をした(する)? |
食品のパックやプラスチック容器のふたなど、高齢者にとっての「開けやすさ」について考える展示会を開催し、約300点の商品チェックや試作で開けやすさを検討した。 |
■なぜ? |
加齢により指でつまむ力が衰えていくため、日常生活でストレスを感じている高齢者が多いと考えたため。 |
■どのように? |
・50―70歳代の女性デザイナーらによる「エイジレスプランニングネットワーク」が企画した展示会。 ・今回の調査で例えば、コンビニやスーパーで販売されている弁当や惣菜、刺身の容器。ふたを外す際、突き出した”ベロ”の部分が短いと開けにくい。試した結果、ベロの面積が2×2.5センチあれば、容易に開けられることがわかった。 ・ねじって外すふたは、親指の幅以上の高さ(約2センチ)が必要。表面の凹凸やギザギザも欠かせない。また、内部の食品が乾燥しないよう、何度も開け閉めできるファスナー付きの袋は、最上部とファスナーの幅が狭いと開閉しづらい。1センチ以上の幅が必要だ。 ・ペットボトルやプルトップ缶を開けやすくするグッズなども展示。2004年3月30日まで。入場料は無料。 |
■参考資料 |
「食品パック容器のふた 開けやすさ考えよう 高齢者向け試作品展示」『読売新聞』2004年3月9日,朝刊,21面 |