首長が拓く(10)熊本県、川辺川ダム――納得ゆくまで住民集会(ドキュメント挑戦)(2003年6月13日)

■いつ?
2003年6月頃
■どこで?
熊本県
■誰が?
潮谷義子氏(前・熊本県知事)
■何をした(する)?
自身の重点政策としてUDを推し進める。
■なぜ?
知事になる前は乳児ホームの園長などの福祉の仕事一筋で、誰もが生活しやすいUDの推進こそが大切と考えていたため。
■どのように?
・潮谷前熊本県知事は2002年12月、振動被害や費用対効率を考慮して、荒瀬ダム撤去の決断を下した。これが田中康夫長野県知事(当時)のいう「廃ダム」の1号になった。
■参考資料
「首長が拓く(10)熊本県、川辺川ダム――納得ゆくまで住民集会(ドキュメント挑戦)」『日本経済新聞』2003年6月13日,夕刊,5面

日経消費経済フォーラム月例セミナー(日経からのお知らせ)(2003年6月2日)

■いつ?
2003年6月12日午後1:30~午後4:15
■どこで?
渋谷マークシティ(東京都渋谷区)17階 サンブリッジ・セミナールーム
■誰が?
日経産業消費研究所
■何をした(する)?
日経消費経済フォーラム月例セミナーで「これからのシニアマーケット開拓」をテーマに講演する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・第1回(午後1:30~2:45)「日本ビクターのユニバーサルデザイン(UD)取り組みの現状」=日本ビクター・デザインセンター・ゼネラルデザイングループ技師・青木淑江氏
・第2回(午後3時~4:15)「UD市場の現状と展望」=UDフォーラム副理事長・中川聰氏
・受講料は1万円。申し込み、問い合わせは日経産業研究所(03・5294・2594、http://www.nikkei.co.jp/rim/)まで。
■参考資料
「日経消費経済フォーラム月例セミナー(日経からのお知らせ)」『日本経済新聞』2003年6月2日,朝刊,11面

スライド式で開閉を簡単に――三洋電機(ニューフェース)(2003年5月28日)

■いつ?
2003年6月21日
■どこで?
全国
■誰が?
三洋電機株式会社
■何をした(する)?
ドラム式洗濯乾燥機「トップオープンドラム AWD-B860Z」を発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・洗濯物の入れ口をスライド式にして開閉を容易にした。
・乾燥時に温風が効率よく行き渡る構造にしており、約6キログラムの衣類を業界最速の190分で仕上げられるという。
・ドラムの遠心力で洗剤液を衣類に浸透させる「リフレッシュ浸透洗い」機能で洗浄効果を高めた。
・スイッチをボタンからダイヤル式に変えたり、音声ガイドをつけたりできUDへの要求にも応じる。
・色は基本がメタリックシルバー。オーダーメイドにより山吹、瑠璃、桜、墨色も可能。
・価格は22万5000円、UD対応は23万5000円。
■参考資料
「スライド式で開閉を簡単に――三洋電機(ニューフェース)」『日本経済新聞』2003年5月28日,朝刊,31面

片手OKプッシュボトル(便利メモ)=訂正あり(2003年5月25日)

■いつ?
2003年5月頃
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社マーナ
■何をした(する)?
片手で使えるプッシュボトルを考案し、販売開始した。
■なぜ?
シャンプーやリンスの容器に用いられる従来のプッシュボトルは一般的に、一方の手で容器を押し、もう一方の手で出てくる液体を受けるように作られているため、両手が使えないとうまく扱えないという弱点を改良するため。
■どのように?
・上部を手の甲で押すと、押したその手の手のひらで、出てくる液体を受けられるようにデザインされている。
・手に怪我をした人、脳卒中の後遺症などで手に麻痺のある人や赤ちゃんをお風呂に入れたときも、片手で抱いたまま使えるように配慮されている。
・容器だけの販売で、中身は使う人が必要なものを自分で用意する。
・問い合わせは株式会社マーナ(03・3829・1111)まで。
■参考資料
「片手OKプッシュボトル(便利メモ)=訂正あり」『日本経済新聞』2003年5月25日,朝刊,29面

トヨタ「ラウム」全面改良(2003年5月13日)

■いつ?
2003年5月12日
■どこで?
全国
■誰が?
トヨタ自動車株式会社
■何をした(する)?
UDを取り入れた小型車「ラウム」を発売。
■なぜ?
年齢や体格に関係なく、全ての人が快適に使えるようにするため。
■どのように?
・前席と後席のドアが大きく開いて、無理なく乗り降りできる「パノラマオープンドア」を採用した。
・助手席のシートを前方に折りたたんで室内空間を広くできる。
・サトウキビなどの植物を原料とし、土に埋めると溶ける特性があるプラスチックを床マットなどに使ったほか、車体各部を解体しやすい構造にしてリサイクルを促す設計にした。
・2003年5月13日の日本経済新聞の記事では、当時トヨタ自動車は月間4000台の販売を見込んでいたと記載があった。
・排気量は1500ccで、新型の自動変速機(AT)を搭載している。
・価格は139万8000円~186万8000円(北海道,沖縄を除く)。
■参考資料
「トヨタ『ラウム』全面改良」『日本経済新聞』2003年5月13日,朝刊,13面