■いつ? |
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1998年9月頃 |
■どこで? |
熊本県熊本市 |
■誰が? |
ダイアン・ピグリム氏(米国スミソニアン協会国立クーパー・ヒューイット・デザイン博物館館長) |
■何をした(する)? |
「くまもとハートウィークス1998」で「ハートフル福祉」をテーマに講演をする。 |
■なぜ? |
約100年前に創立された博物館を車椅子で動けるように全面改装。その出来栄えが、UDの実施として高く評価されているため。 |
■どのように? |
・障害者と健常者の同等生活提唱するUD運動の米国でのオピニオンリーダーとして名高い。
・20年前、前職のキューレーター時代に、進行性多発性硬化症と診断された。杖を使ってしのいでいたが、現職にスカウトされた直後から車椅子に。 ・「すべての人に使いやすい生活用品やビジネス環境を、わざわざUDと呼ぶのは、本来恥ずべきことだと思う。デザインには倫理や道徳も含まれるはず。しかし、米国でもまだ始まったばかり。高齢化が進めば理解が早まるでしょう」病のため、ゆっくりとした口調だが、1語1語力強く訴える。 |
日経新聞
フランスベッド、介護用の家具デザイン重視。(1998年8月25日)
■いつ? |
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1998年8月頃 |
■どこで? |
フランス・ベッド株式会社(開発) |
■誰が? |
フランス・ベッド |
■何をした(する)? |
一般家具並みにデザイン性を高めた介護用家具「ユニバーサルデザイン」シリーズを発売。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・一般家具とコーディネートし健常者と共用できる商品で、電動リクライニング機能のついたベッドなど約15アイテムを取り扱う。家具専門店などに独自コーナーを設け、部屋のように家具やベッドを配置して展示販売する。
・従来の介護用家具は鉄パイプがむき出しになっているようなデザインの商品が中心で、ユーザーの心理的な抵抗感が強かった。今回発売する商品は「ブリティッシュトラディショナル」など一般家具5シリーズとデザインや色調などを合わせ、コーディネートして使用できるようにした。 ・ダイニングチェアは座面が回転するため、イスを引かなくても立ち上がることができる。価格は電動ベッドが26万5000~30万円。ダイニングテーブルは21万5000~23万5000円。チェアが4万9000~7万4000円。家具店などでコーナー展開するほか、養護施設やホテルなどの宿泊施設向けにも販売する。 |
ユニバーサルデザイン――自由・簡単・安全など7原則(サイドミラー)(1998年7月11日)
■いつ? |
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1998年6月17日~21日 |
■どこで? |
ニューヨーク |
■誰が? |
記載なし。 |
■何をした(する)? |
国際ユニバーサルデザイン会議開催。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・テーマは「21世紀へ向けたデザイン」。世界各国から約450人が参加し、60以上の部会を開いた。工業製品の展示、学生によるデザインコンペ、ポスター展も実施した。 |
万人が使いやすいユニバーサルデザイン、住宅・家具…カタチやさしく――導入広がる。(1998年7月11日)
■いつ? |
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1998年6月17日~21日 |
■どこで? |
株式会社NECデザイン(開発),積水ハウス株式会社総合住宅研究所(開発),多摩美術大学 |
■誰が? |
株式会社NECデザイン,積水ハウス株式会社総合住宅研究所,多摩美術大学 |
■何をした(する)? |
・株式会社NECデザイン=情報端末「アイ・ステア」を開発。
・積水ハウス株式会社総合住宅研究所=UDを採用した住宅の研究を始めた。 ・多摩美術大学=NECと共同でUD研究に着手した。 |
■なぜ? |
UDと呼ばれる考え方が、日本で定着し始めたから。 |
■どのように? |
・NECデザインのチーフデザイナー、三沢純子氏は情報端末「アイ・ステア」を開発した。端末を天井から吊り下げ、スライド式で上下に動くようにした。端末は画面は上下左右いずれの向きにも変えられる。画面を設置した柱は340度回転可能だ。ショッピングセンターでは、備え付けの地図を見ても店の位置を把握するのが面倒なもの。この機械を使えば、端末を向けた方向に何があるか、一目でわかる仕掛けを作ることができる。
・積水ハウスの総合住宅研究所は2年前からUDを取り入れた住宅の研究を始めた。台所の流し台の天板部分に手すりを付け、通常と扉がある足の部分には、奥行き15センチほどのくぼみ(ニースペース)を設けた。年をとるとひざが曲がるので、流し台の扉が邪魔になる。一般の人も、イスに腰掛けて台所作業したいときもあり、くぼみがあれば作業がしやすい。 ・多摩美術大学は96年度からNECと共同で、ユニバーサルデザイン研究に着手し、約60人の学生が主に電気製品のデザインを学び、試作品を製作した。第1回卒業生は自動車、家電、化粧品、時計などのメーカーに就職した。 |
ユニバーサルデザイン・シンポ――4月8日、日経ホールで。(1998年3月12日)
■いつ? |
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1998年4月8日 |
■どこで? |
日経ホール(東京・大手町) |
■誰が? |
株式会社日本経済新聞社,三菱デザイン・アソシエーツ |
■何をした(する)? |
誰もが利用できる製品と環境の提供を目指すシンポジウム「バリアフリーを超えて―ユニバーサルデザインを考える」開催。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・パネル討論 鎌田実東京大学助教授、川内美彦アクセスプロジェクト代表、近藤和子E&Cプロジェクト高齢者班チーフほか、コーディネーター=古瀬敏建設省建設研究第一研究部長。
・入場無料=定員400人 |