■いつ? |
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2003年2月24日(月)、25日(火)午前10時から午後6時 |
■どこで? |
京王プラザホテル(東京・西新宿) |
■誰が? |
株式会社日本経済新聞社(主催)、UD推進委員会(共催) |
■何をした(する)? |
日経UDビジネスフォーラムを開催する。 |
■なぜ? |
「UD」が企業や行政機関にとって価値向上やユーザー重視の観点から重要になっているため。 |
■どのように? |
・UDをビジネス、行政などの「新しい価値観と活動モデル」ととらえ、日本型のUDの創造と提言に向けたシンポジウムと協賛企業による個別セッション、展示会を開催するため、2002年9月24日の日本経済新聞で協賛および出展企業を募集した。 ・費用は協賛=1500万円、一般展示=100万円(消費税別)。 ・申し込み締め切りは10月31(木)。 ・共催はUD推進委員会、特別協賛はオムロン、後援は経済産業省、国土交通省の予定。 ・問い合わせは日経UDビジネスフォーラム事務局(03・5255・2777)まで。 |
■参考資料 |
「日経UDビジネスフォーラム――協賛・出展社募集、来年2月東京で」『日本経済新聞』2002年9月24日,朝刊,1面 |
日経新聞
ばねが付いたハサミ(便利メモ)(2002年9月22日)
■いつ? |
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2002年9月頃 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
コクヨ株式会社 |
■何をした(する)? |
UD採用のばね付きのハサミを発売した。 |
■なぜ? |
手や指の力が弱い高齢者でも楽に切れるようにするため。 |
■どのように? |
・長さ17センチ弱で刃渡り7センチ、刃はステンレス製の見た目は通常と変わらないはさみ。 ・2つの刃の真ん中にあるポッチを押し上げると「ふつう」の表示がでて、通常の開閉。もう一段階押すと「ばね」の表示になる。開くときにばねの力が働く分、指にかかる負担は軽くなるという。 ・ハサミを使わないときは「とまる」にしておくと、ロックされて開くことはない。 ・ハサミが小さいので文字の表示も小さいが、それぞれ色分けをすることで見やすいように配慮したという。 ・価格は900円。問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201594)まで。 |
■参考資料 |
「ばねが付いたハサミ(便利メモ)」『日本経済新聞』2002年9月22日,朝刊,27面 |
ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく(2002年9月10日)
■いつ? |
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2003年春 |
■どこで? |
記載なし。 |
■誰が? |
トライポッド・デザイン株式会社 |
■何をした(する)? |
UD統一ブランド「アダプティック」を立ち上げる。 |
■なぜ? |
高齢者や障害者も使いやすいよう工夫をしたUDの製品開発と販売で異業種企業が連携し、製品を売り込んでいくため。 |
■どのように? |
・約10社が自動車、住宅、家具、日用品など幅広い商品を統一ブランドとして売り込んでいく。 ・自動車では、大日本インキ化学工業の子会社、ディックプラスチック(東京・千代田)がトヨタ自動車のカローラ系3車種をベースにした改造車を発売する。車体をプラスチック製防護パネルで覆い、車椅子などで傷がついても数千円で交換できる。価格は車両価格プラス約60万円。 ・かばんメーカーのエース(大阪市)は、旅行かばん約30種類を発売する。中心が空洞になったナイロン糸を使い重量を2割軽減した。価格は1万8000円~4万5000円。 ・シチズン時計の子会社、シチズンCBM(東京・中野)は文字を大きく目立たせた腕時計2種を投入する。価格は1万円~2万円の見込み。 |
■参考資料 |
「ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく」『日本経済新聞』2002年9月10日,朝刊,1面 |
聴覚障害者に使える家電を――音の案内、光や振動にかえて…、メーカー交えて勉強会(2002年7月14日)
■いつ? |
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2002年7月31日 午後1時~ |
■どこで? |
東京都生協連会館(東京都中野区) |
■誰が? |
中園秀喜さん(会社役員)、松森果林さん(フリーライター)、石田裕之さん(会社員)ら聴覚障害の人たち |
■何をした(する)? |
聴覚障害者にやさしい製品を考える勉強会を開いた。 |
■なぜ? |
家電製品における聴覚障害者向けのバリアフリー対応が遅れているという実態から。 |
■どのように? |
・勉強会には家電メーカーや経済産業省の担当者らも参加し、障害者や耳の遠くなったお年寄りらに使いやすい製品づくりを話し合う。 ・メーカーでつくる家電製品協会(東京)は「ユニバーサルデザイン配慮家電製品リスト」を毎年作成しているが、視覚障害者や身体障害者、高齢者に配慮した製品が大半であるという。 ・洗濯機や炊飯器では、作業の節目をチャイムや音で知らせてくれるタイプが多いが、聴覚障害者には聞こえない。掃除機はコンセントが外れても気づかない。ファックスを使う場合、「番号が変わりました」「この番号は使われていません」といったNTTの音声案内がそのまま流れるだけでは、何で送信できないのかがわからない。 ・勉強会では、聴覚障害者から集めた不便さの実例も紹介し、「光や振動で合図して」「音声ガイドをディスプレイ表示に」などの改善策を提案する。経済産業省や家電製品協会の担当者が講演を行う。 ・障害者向けの機器開発の委託や助成を行っている経産省の医療・福祉機器産業室は「これまでの障害者から直接話を聞く機会が少なく、ニーズを必ずしも把握せず先入観で開発している部分があった。話を聞いて勉強したい。」と話している。 |
■参考資料 |
「聴覚障害者に使える家電を――音の案内、光や振動にかえて…、メーカー交えて勉強会」『日本経済新聞』2002年7月14日,朝刊,39面 |
手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)(2002年7月11日)
■いつ? |
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2002年7月15日 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
ブリヂストンサイクル株式会社 |
■何をした(する)? |
サドル位置を手元レバーで変更できる電動アシスト自転車「アシスタラクラク」を発売する。 |
■なぜ? |
年齢や身体条件に関係なく誰にでも使いやすい自転車にするため。 |
■どのように? |
・手元でレバーの操作をするだけでガス圧によりサドル位置を最大10センチメートル上げることができる。乗車したままの状態でサドルの高さを最適に調整可能。 ・深いU字型フレーム採用により足でまたぐ位置が低くなった。 ・電動アシスト状態で平たんな道なら最大40キロメートル走行できる。 ・価格は充電器込みで8万9800円~9万9800円。問い合わせはブリヂストンサイクル株式会社(0120・721911)まで。 |
■参考資料 |
「手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年7月11日,朝刊,31面 |