夢の城はいやしの宿 北海道・摩周湖半に完全バリアフリーのホテル(1999年7月3日)

■いつ?
1999年4月末
■どこで?
ピュア・フィールド風曜日(北海道釧路市)
■誰が?
ホテル「ピュア・フィールド風曜日」
■何をした(する)?
ユニバーサルデザインを採用して建設した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・鉄筋平屋建て延べ床面積約千平方メートル。車いすで利用できるトイレ、浴室付きの洋室が十五室(定員三十二人)。一泊二食八千六百円から利用できる。

・各部屋のドア開口部の幅は九十センチ。出入り口の段差はすべて排除した。廊下幅も百八十七センチあり、二台の車いすがすれ違える。廊下の手すり、各室の点灯スイッチやドアノブ、洗面台、窓なども車いすから手が届く低さ。各室のドア前には視覚障害者のための点字付き手すりも。四人入れる共同浴場は、車いすから備え付けのいす付きリフトに簡単に乗り移れ、そのまま浴槽に入れる。シャワーの湯量も手元スイッチで調節できる。

・開業2ヶ月で、障害者のグループ40組を含む約300人の宿泊客が訪れた。問い合わせも多い。

文明への積極的参加を(経済気象台) (1998年11月9日)

■いつ?
1998年10月末
■どこで?
記載なし。
■誰が?
㈱NTTデータ・システム科学研究所
■何をした(する)?
「情報化がもたらすコンサンス・コミュニティーの時代」と題したセミナーを開催した。
■なぜ?
同研究実施の大規模アンケートの結果を土台に情報化を研究するため。
■どのように?
・インターネットを広範囲に使用した設計手法で、設計したボーイング777を例に挙げ文明の利器を使うことにより人間は更に知恵を向上させる事ができるということが説明された。

手すりに夢を 大阪・ATCエイジレスセンターで展示会/大阪(1998年10月19日)

■いつ?
1998年11月10日迄
■どこで?
アジア太平洋トレードセンター(ATC:大阪市住之江区)
■誰が?
ATCエイジレスセンターなど。
■何をした(する)?
「手すりのすべて・手すりに夢を」展を開催した。
■なぜ?
手すりに理解を深めてもらうため。
■どのように?
・会場には住宅機器メーカー18社から約170点、「福祉と住環境を考える会」のデザイナーらが考案した創作手すり約40点が展示された。

・階段と手すりの模型を設置し、実際に体験できるコーナーも用意された。

・同展は午前十時半―午後五時半。水曜休館。会場はATC内のITM棟十一階。会期中の土曜、日曜には「住宅改造相談会」が開かれ、作業療法士や建築士が個別相談に応じる。いずれも無料。問い合わせはATCエイジレスセンター事務局(06・615・5123)へ。

独自の街づくり討論 花を生かした例を報告 宮崎市/宮崎 (1998年9月24日)

■いつ?
1998年9月23日
■どこで?
厚生年金会館(宮崎市)
■誰が?
宮崎市
■何をした(する)?
「語り合おう、明るい宮崎~こんなまちに住んでみたい~」と題した討論会を開催した。
■なぜ?
宮崎市が中核市へ移行したのを記念するため。
■どのように?
・都市計画の専門家ら5人のパネリストによる討論会は一時間半ほど行われた。

・100人以上の観客が来訪した。

・討論会では建築物のユニバーサルデザインの必要性や、花を生かした街づくりの有効性が話された。

日本主導で国際規格づくり 手作りで識別 バリアフリー製品(1998年8月20日)

■いつ?
記載なし。
■どこで?
記載なし。
■誰が?
日本鉄道建設公団
■何をした(する)?
国際標準化機構(ISO)の会議議長国になる。
■なぜ?
(ISO)総会でユニバーサルデザインの国際規格作成を提案したため。
■どのように?
・日、米、仏、英などの8カ国に、国際消費者連盟名など二機関を加え会合を開く。

・一年かけて案をつくり、発表は2000年を目指している。