■いつ? |
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2003年3月頃 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
コクヨ株式会社 |
■何をした(する)? |
つまむだけで開閉できる事務用ファイルや、出し入れしやすいクリアーブックを開発し、発売した。 |
■なぜ? |
より使いやすいようにと、使い勝手を考えたため。 |
■どのように? |
・「ユニバーサルデザインシリーズ」の事務用ファイルは、つまみを「開ける」用と「閉じる」用の2つに分けて、開けるときは外側のつまみ、閉じるときには内側のつまみをそれぞれ中央に向かって引き寄せるだけで開閉が出来る。 ・留め具には矢印がついている。閉じ穴も大きめ。A4ほかサイズは4種類。 ・クリアーブックは書類を入れる上部に小さなカーブの切れ込みをつけることで出し入れをしやすくした。固定式と替紙式がある。 ・2003年3月9日当時、このほかにも取り外すときの力は従来よりも軽くて済むのに吸着力は強いマグネットなども「UDシリーズ」として売られていた。 ・問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201・594)まで。 |
■参考資料 |
「つまむ動作だけで開閉(便利メモ)」『日本経済新聞』2003年3月9日,朝刊,29面 |
新商品・新サービスなど
30回分の測定値記憶――シチズンCBM(ニューフェース)(2003年1月31日)
■いつ? |
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2003年2月10日 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
シチズンCBM株式会社 |
■何をした(する)? |
UD採用の電子血圧計「CH-485E」を発売した。 |
■なぜ? |
年齢や身体的な特徴になどに左右され図に使えるようにするため。 |
■どのように? |
・測定した血圧や脈の数値を30回分保存できる。 ・表示画面を大きくしたり、ボタンも押しやすくした。 ・アラーム時計機能もあり、毎日同時刻に鳴らし、測定し忘れを防げるようにした。 ・価格は1万5000円 ・問い合わせは、シチズンCBM株式会社(0120・886295)まで。 |
■参考資料 |
「30回分の測定値記憶――シチズンCBM(ニューフェース)」『日本経済新聞』2003年1月31日,朝刊,35面 |
ファッション性高いシニア向け婦人服、デザイン会社が発売(2002年11月8日)
■いつ? |
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2002年11月頃 |
■どこで? |
松屋銀座本店 7階ユニバーサルスクエア |
■誰が? |
トライポッド・デザイン株式会社・吉川多喜子氏(デザイン担当) |
■何をした(する)? |
ファッション性にも配慮したシニア向け婦人服の発売をした。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・発売した服はブルゾンやセーターなど秋冬物12点で、伸縮性や手触りの良いニットを使い、ピンクや水色など明るめの色調が中心。機能的に着やすいだけではなくて素材や色にもこだわったとのこと。 ・デザインの細部では、身体機能が衰えた高齢者でも着やすいように工夫した。車椅子に座っても窮屈にならないようジャケットの横に深い切れ込みを入れたり、大きめのボタンを採用したりしている。 ・トライポッドデザイン株式会社はUDの専門会社。2002年11月以前にも握力が衰えた人でも使いやすいペンや食器などを商品化している。 ・価格はブルゾンで38,000~42,000円。 |
■参考資料 |
「ファッション性高いシニア向け婦人服、デザイン会社が発売」『日本経済新聞』2002年11月8日,夕刊,13面 |
講演を同時翻訳・字幕化、人と機械が分担、首尾上々――横浜の国際会議で試験(2002年12月2日)
■いつ? |
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2002年11月30日 |
■どこで? |
神奈川県横浜市 |
■誰が? |
伊福部達氏ら(東京大学教授・開発)、北海道大学、株式会社ビー・ユー・ジー(協力) |
■何をした(する)? |
講演内容を即時に日英翻訳し字幕表示する新技術を「国際ユニバーサルデザイン会議2002」のシンポジウムで試験的に採用した。 |
■なぜ? |
視覚や聴覚が不自由な人もこの技術を使えば会議に参加することができるから。 |
■どのように? |
・講演を翻訳した同時通訳者の声をインターネットで札幌に送り、文字データに変換して会場に送り返して会場のスクリーンに表示する。 ・札幌ではネットで届く通訳者の声を担当者が復唱、復唱者の声を読みとるのに最適に調整した音声認識ソフトが講演内容を次々と文字化する仕組み。 ・ネットの利用によってどこで開く会議にも字幕作成サービスが提供できる。 |
■参考資料 |
「講演を同時翻訳・字幕化、人と機械が分担、首尾上々――横浜の国際会議で試験」『日本経済新聞』2002年12月2日,朝刊,23面 |
ラジオの声、ゆっくり聴きやすく――日本ビクター(ニューフェース)(2002年11月6日)
■いつ? |
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2002年12月上旬 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
日本ビクター株式会社 |
■何をした(する)? |
UDを採用したラジオ「RA-BF1」を発売。 |
■なぜ? |
早口な放送などを聞き取りやすく、高齢者にも使いやすくするため。 |
■どのように? |
・話し始めの速度を落とし、徐々に本来の速度まで上げる処理をすることで、早口の放送などの際にも聞き取りやすくした。会話の間の音声がない瞬間を検知して縮めることで、速度処理をしても実際の放送と同じ長さで聞くことが出来るという。 ・自動的に小さい音を大きくし、大きい音を小さくして一定の適度な音量で流すことも可能で、直前10秒間の音声を記憶し、ボタンを押すと聴き直すことができる機能も搭載した。 ・高齢者でも使いやすいように大型のスイッチやつまみ、文字表示になっている。 ・AM/FMラジオ、1-12チャンネルのテレビ音声を受信する。 ・価格はオープン価格だが、店頭実勢によると35000円程度の見込み。 ・問い合わせは日本ビクター株式会社(03・5684・9311)まで。 |
■参考資料 |
「ラジオの声、ゆっくり聴きやすく――日本ビクター(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年11月6日,朝刊,31面 |