■いつ? |
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2000年11月中旬 |
■どこで? |
イトーヨーカ堂木馬店(東京都江東区) |
■誰が? |
株式会社イトーヨーカ堂 |
■何をした(する)? |
店舗全体の設計にUDを採用した全国初のスーパーをオープンした。 |
■なぜ? |
「高齢者や障害者に使いやすい店舗は誰にでも使いやすい」と考えたから。 |
■どのように? |
・2階の衣料品売り場に車椅子のまま入ることができる試着室を設置した。段差がなく、内部は通常の試着室の広さの2倍以上。腰を掛けて試着できるように片隅にベンチを設けた。 ・階段は1段ごとに淡いピンクと淡い緑に色分けして、視覚障害者などにも段差が分かりやすいようにした。 ・車椅子利用者向けトイレは男女兼用が多いが、1階に男女別のトイレを設けた。 |
■参考資料 |
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(2)スーパー変身――試着室広々階段色分け。」『日本経済新聞』2000年12月13日,夕刊,2面 |
2000年
広がるユニバーサルデザイン人に優しく(1)プールもっと身近に――アイデア水着。(2000年12月12日)
■いつ? |
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2000年12月頃 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
ユニバーサルファッション協会(東京・中央区) |
■何をした(する)? |
ファスナー付き水着を開発、発売した。 |
■なぜ? |
着脱が簡単な水着があれば、体が不自由な人や高齢者も水泳がもっと身近になるのでは、と考えたから。 |
■どのように? |
・胸からへその部分に約40センチのファスナーがついており、体に密着して着にくい欠点を改めた。 ・1着9800円のこの商品はユニバーサルファッション協会岐阜支部の通信販売だけで取り扱っているが、口コミで広がり販売枚数は2000年12月当時で1000枚を超えたという。 ・水泳や水中歩行は、体への負担も少ないことから、高齢者や障害者の体力維持に最適。だが、着やすく、デザイン性に優れた水着が無かった。 ・東レやアシックスなど大手メーカーも同種の水着を販売しており、売れ行きは好調だ。 |
■参考資料 |
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(1)プールもっと身近に――アイデア水着」『日経新聞』2000年12月12日,夕刊,1面 |
広がるユニバーサルデザイン、高齢者・障害者に配慮――マンション・駅使いやすく。(2000年11月18日)
■いつ? |
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2001年 |
■どこで? |
神奈川県・千葉県・東京都 |
■誰が? |
東急不動産株式会社・東日本旅客鉄道株式会社・株式会社イトーヨーカ堂 |
■何をした(する)? |
【東急不動産株式会社】神奈川県内3ヵ所にUDを全面採用したマンションを建設する。 【東日本旅客鉄道株式会社】JR京葉線舞浜駅に「UDスクエア」を設ける方針。 【株式会社イトーヨーカ堂】UD対応店を積極展開する。 |
■なぜ? |
高齢者、幼児、障害者らに配慮するため。 |
■どのように? |
【東急不動産株式会社】 ・2001年1月に着工する東急田園都市線・長津田駅周辺(横浜市緑区、計画戸数388戸)と中央林間(大和市、計画戸数350戸)、2001年3月着工の戸塚(横浜市戸塚区、計画戸数200戸)の各マンションにUDを採用するという。 ・住居棟と共有スペースの壁を色分けし、幼児でも簡単に自分のいる場所を確認できるようにする考え。 ・段差解消カウンターの設置や、階段の手すりの波型化も検証する。 ・玄関もゆったり設計し高齢者や障害者が快適に利用できるスペースなどを設けるという。
【東日本旅客鉄道株式会社】
【株式会社イトーヨーカ堂】 |
■参考資料 |
「広がるユニバーサルデザイン、高齢者・障害者に配慮――マンション・駅使いやすく。」『日本経済新聞』2000年11月18日,夕刊,1面 |
小田急百貨店新宿店、介護用品売り場、買いやすく改装。(2000年10月24日)
■いつ? |
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2000年10月28日 |
■どこで? |
小田急百貨店新宿店(東京・新宿)本館8階 |
■誰が? |
株式会社小田急百貨店 |
■何をした(する)? |
介護用品や健康食品の専門売り場「健康プラザ」を改装オープンする。 |
■なぜ? |
高齢者や体の不自由な人が買い物しやすいようにするため。 |
■どのように? |
・車椅子の人と一緒に入れる試着室や、ホームヘルパーが健康や介護の相談に無料で応じるコーナーを新設する。
・「健康プラザ」は薬品や健康食品、介護用品など約1万4000品目をそろえた売り場。改装に伴ってルーペ付き爪切りなど、高齢者が簡単に使用できる生活用品を充実させた。 ・高齢者や体が不自由な人が簡単に着脱できるUDの衣料品も従来の2倍に増やした。 ・ジュースを簡単に取り出せるようにした自動販売機なども導入した。 |
■参考資料 |
「小田急百貨店新宿店、介護用品売り場、買いやすく改装。」『日本経済新聞』2000年10月24日,朝刊,17面 |
第2部・中部維新特集――未来切り開く2大事業、中部国際空港、環境・利用者に配慮。(2000年10月6日)
■いつ? |
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2000年10月頃 |
■どこで? |
中部国際空港(愛知県常滑市沖) |
■誰が? |
中部国際空港株式会社 |
■何をした(する)? |
空港の旅客ターミナルにUDを導入する。 |
■なぜ? |
だれもが利用しやすいようにするため。 |
■どのように? |
・駐車場や駅と出発・到着ロビーとの間を階段を使わずスロープで移動可能とするほか、目的地まで直線的に歩けるようにする。
・交通アクセスや宿泊、観光などの情報を提供する「マルチアクセスターミナル(MAT)」も設置する。 ・愛知県が新空港の関連用地で進める「プロトンアイランズ基本構想」は、環境負担の少ない街づくりが狙いだ。燃料電池などの次世代エネルギーシステムの研究開発施設を設け、ホテル、工場などでは実用段階の新エネルギーを導入する。 |
■参考資料 |
「第2部・中部維新特集――未来切り開く2大事業、中部国際空港、環境・利用者に配慮。」『日本経済新聞』2000年10月6日,朝刊第2部,3面 |