■いつ? |
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2000年3月28日 |
■どこで? |
静岡県浜松市内 |
■誰が? |
静岡県 |
■何をした(する)? |
「外国人によるユニバーサルデザインチェック」を実施した。 |
■なぜ? |
すべての人が暮らしやすい「ユニバーサルデザイン」の街づくりに外国人の意見を取り入れるため。 |
■どのように? |
・浜松市に住む外国人15人が、JR浜松駅やバスターミナルなどの案内表示が外国人にも分かりやすいかどうか、チェックした。
・JR浜松駅では、在来線の券売機の上にある路線図にローマ字がないことに不満が集中した。 ・静岡県は寄せられた意見をまとめ、県施設の案内表示の改善に生かすほか、各自治体やJRなどにも意見を伝えることにしている。
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2000年
ショッピング マリオン(2000年3月24日)
■いつ? |
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記載なし。 |
■どこで? |
松屋銀座(東京)7階 |
■誰が? |
株式会社松屋 |
■何をした(する)? |
UDグッズをそろえた「ユニバーサルスクエア」をオープンした。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・「ユニバーサルスクエア」には握力の弱い人でも握れるペン「ハンディ・バーディ」(大1800円、小1200円)などの文具をはじめとして、車いすやステッキ、家庭用品、雑貨、衣料品、書籍など150品目がそろっている。
・店内にはインターネットでユニバーサル情報が検索できるパソコンも設置されている。 ・デパートの営業時間など、詳細は松屋銀座(03・3567・1211)まで。
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ユニバーサルデザイン、文具シリーズ化、コクヨ、従来並み価格で――弱い力でOK。(2000年12月26日)
■いつ? |
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2000年12月末 |
■どこで? |
全国 |
■誰が? |
コクヨ株式会社 |
■何をした(する)? |
UDを取り入れた文具シリーズ全19品を発売する。 |
■なぜ? |
高齢者や障害者の使い勝手も考慮するため。 |
■どのように? |
・従来品よりも少ない力で紙をとじられるステープラーや、左利きの人でも使いやすいカッターナイフなど全19品目を発売。価格は大半の商品で同社従来品と同等に抑えた。 ・2000年12月26日の日本経済新聞の記事では、UDは「高齢者や障害者はもちろん、一般の人の使いやすさも追求する設計思想。」と表現されていた。 ・文具業界UDを取り入れた商品を本格展開するのは初めてだという。 ・商品ごとに特徴を記したパンフレットを作製して認知度を高めるとともに、独自に定めたUDを示すマークを商品に添えるという。 |
■参考資料 |
「ユニバーサルデザイン、文具シリーズ化、コクヨ、従来並み価格で――弱い力でOK。」『日本経済新聞』2000年12月26日,朝刊,17面 |
広がるユニバーサルデザイン人に優しく(4)ファッション多様に(終)(2000年12月16日)
■いつ? |
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2000年12月7日 |
■どこで? |
東京国際展示場 |
■誰が? |
日本ユニフォームセンター(NUC、東京都港区) |
■何をした(する)? |
UDの衣料品のショーを開催した。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・デザイナーズ・アンド・キャラクター(DC)ブランドの出身者など、11人のデザイナーが製作した70点のUDの衣料品のショーが開催された。 ・モデルにはシドニー・パラリンピック男子車椅子バスケットボールの佐々木勝也選手や元ミス・インターナショナル準日本代表で現在車椅子生活を送るエッセイスト、鈴木ひとみ氏らが特別出演をして花を添えたという。 ・作品に共通するのは、取り外し可能なポケットを衣服に付けたり、光反射素材を袖口につけるなど、機能性とデザイン性の両方を配慮した点だ。 ・2000年12月7日に行われたショーは、1999年12月に次ぐ2回目のショー。通産省が1兆円超と試算する、UDの衣料品市場という新たなマーケットにデザイナーも熱い視線を注ぎ始めた。 |
■参考資料 |
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(4)ファッション多様に(終)」『日本経済新聞』2000年12月16日,夕刊,2面 |
広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。(2000年12月15日)
■いつ? |
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記載なし。 |
■どこで? |
京都府京都市 |
■誰が? |
株式会社ワコール 人間科学研究所 |
■何をした(する)? |
200人の女性の10~40歳代の体形を25年間にわたって測定、データベースにした。 |
■なぜ? |
加齢による女性の体形変化を科学的に把握し、世代を問わない美しさを追及するため。 |
■どのように? |
・研究所は食生活、運動量などの要素を基に17種類の体形変化に類型化した。 ・1964年の研究開始から蓄積してきた約3万人の横断データを下着販売に活用してきた。 ・200人の縦断データ活用で生活診断や肌の手入れなど体全体のコンサルティングも可能になるという。 ・体形変化のデータは人に優しい商品の開発につながり、UDを支えると考えられている。 |
■参考資料 |
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。」『日本経済新聞』2000年12月15日,夕刊,2面 |