■いつ? |
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1997年4月8日 |
■どこで? |
富士ゼロックス株式会社(開発) |
■誰が? |
富士ゼロックス株式会社 |
■何をした(する)? |
万人に使いやすいよう設計したコピー兼ファックス機を試作した。 |
■なぜ? |
障害者や高齢者だけではなく健常者も含めて万人に使えるようにするため。 |
■どのように? |
・操作盤の文字の拡大や音声案内機能があるほか、操作や紙の補充が簡単にできるように工夫されている。一部機能を組み込んだ商品を98年中に発売する予定。
・試作機の操作盤は高齢者や弱視者用に操作指示の文字を大きく表示するように設定できる。画面認識技術を採用し、裏面をコピー、ファックスしようとすると警告。健常者にとってもミスが減らせ、紙の、無駄遣いが減らせる。耳の不自由な人向けに、ファックスが届いたり詰まると、振動・表示機能のあるポケットベルで知らせてくれる。 ・書類をセットする部分と紙を排出する部分、補充する部分を同じ向きにすると同時に、立ったりしゃがんだりしなくても作業ができる範囲にまとめた。車椅子の人が扱えるだけでなく、健常者も座ったまま使える。補充用の紙の束が入った包装は端の部分をつまむと簡単に破れて、片手で取り外せるようにしている。 |