特集――関西2010年タイムトリップ、提言の骨子(関西21C戦略)(2000年1月17日)

■いつ?
2000年1月頃
■どこで?
関西
■誰が?
関西21世紀戦略委員会
■何をした(する)?
関西地域活性化にむけた提言を出した。その提言の中に、UDに関する記載があった。

■なぜ?
日本再生に役立ち、地域活性化のモデルになるため。
■どのように?
・提言の中に次のような記載があった。

・「千里ハッピーエルダー先端都市」として、2000年から、日本初の大規模団地、千里ニュータウン(大阪府吹田市、豊中市)を舞台に、エルダー層の活力と知恵を生かした次世代混住の21世紀型コミュニティーの先端的な実験を始める。
・「千里ハッピーエルダー先端都市」実現のために、NPO、住民の相互扶助、ネット活用、UDの導入などあらゆるソフトを視野に入れて、行政区域の壁を越えて、街の再生の道を探るという。

・誰もがゆっくり、安心して回れるように配慮した周遊路「ユニバーサルデザイン街道」の整備を進める。

・観光地や公園などのパブリックスペースにの整備には、みんなが安心して使えるように工夫したUDを取り入れ、施設間の連携を呼びかける。施設対応だけではなくボランティアガイドなど参加型のソフトを導入し、名所旧跡を含め、利用しやすさを大きく向上させるという。

■参考資料
「特集――関西2010年タイムトリップ、提言の骨子(関西21C戦略)」『日本経済新聞』2000年1月17日,朝刊,20面

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