■いつ? |
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2001年10月頃 |
■どこで? |
記載なし。 |
■誰が? |
井崎考映(ゆきえ)氏 |
■何をした(する)? |
トリンプ・インターナショナル・ジャパン(東京・大田)が企画した「女性起業家支援プログラム」に応募し、大賞を受賞した。 |
■なぜ? |
「多くの高齢者や障害者に服を着ることの楽しさを伝えたい」という思いを実現するため。 |
■どのように? |
・213人の応募者の中から井崎氏は大賞に選ばれ、賞金1000万円を獲得した。 ・女優業の傍らアパレル会社のバイヤーの仕事を始めた。その後、滞在先の香港から帰国し、デザイナーへの転職を目指した。父の勧めで始めたボランティア活動で脳性マヒの男性からワイシャツ作りを頼まれ、そこでUDと出会い、障害者や高齢者の着る服に興味を持ったという。以来7年間、ボランティアや講演会の場で障害者や高齢者に普段着る服の不自由な点をなどを尋ねた。 ・2000年、個人ブランド「ブーランプラウ」を設立。日本各地で開催したファッションショーで障害者をモデルに起用し注目された。 ・店を構えることを目標に据えた矢先、トリンプの起業家支援プログラムを知り、応募したとのこと。賞金はUDの洋服を扱う店の開業資金に充てる予定だという。 ・店舗探しはこれからで、「販売や縫製スタッフに障害者らを雇用したい。」と伊崎氏は語る。 |
■参考資料 |
「井崎孝映さん――民間の女性起業家支援プログラムで大賞を受賞(スポットライト)」『日本経済新聞』2001年10月12日,夕刊,15面 |