■いつ? |
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2003年10月頃 |
■どこで? |
共用品推進機構(発刊) |
■誰が? |
共用品推進機構 |
■何をした(する)? |
ユニバーサルデザインの現状をまとめた「共用品白書」を刊行した。 |
■なぜ? |
記載なし。 |
■どのように? |
・2001年度の共用品の市場規模は2兆2千159億円で、五年前(1992年度)の1兆227億円に比べて倍以上の伸び。また、調査対象品目に占める共用品の割合も、同時期で3・1%から7・4%へと増えた。
・共用品化が目立つのは、ビール・酒の容器(同時期で20・3%が59・0%)、立ち消え安全装置などが付いたガス器具(26・0%が61・6%)など、個人向け消費財に点字表示など若干の工夫を加えたものが大半。 ・座席が回転する乗用車などニーズが限られた製品は、共用品化の遅れが見られるものの、交通バリアフリー法施行の影響もあり、エレベーター(22・7%が49・6%)、低床バス(1・1%が27・9%)などで著しい普及を示した。 ・市場規模は、選定した家電製品、住宅設備、おもちゃなど二十八品目のうち、障害者や高齢者に配慮している製品を抜き出し、その出荷額から推計した。 ・白書ではこのほか、「高齢者や障害者に配慮した使いやすさ」の標準化に向けた日本の取り組みや、使いやすさの普及に向けた官庁、市民団体、研究機関などの活動内容、関連する法律などを紹介。また、住宅設備機器や家電製品、文具、日用品など380点の共用品を写真付きで掲載し、どの部分が工夫されているかといった解説が付けられている。 |