■いつ? |
---|
2002年3月9日 |
■どこで? |
群馬県伊勢崎市 |
■誰が? |
県職員有志,伊勢崎市 |
■何をした(する)? |
伊勢崎市の中心部を住民らが点検して歩いた。 |
■なぜ? |
年齢や障害にかかわらず、だれもが使いやすい生活環境を目指す「ユニバーサルデザイン」。この考え方を街づくりに生かすため。 |
■どのように? |
・県職員の有志が伊勢崎市とともに実施した。高齢者や障害者団体のメンバー、小学校低学年の子どもら住民50人ほどが参加した。市役所からも計9課から職員が参加した。5班に分かれ、区画整理や高架計画を進めている東武伊勢崎、新伊勢崎両駅の周辺を約2時間かけて調べた。
・群馬県は昨年7月、ユニバーサルデザインをテーマに政策研究会のメンバーを公募。県庁の各課から集まった有志の15人が8月をめどに、今回の調査を盛り込んだ報告書をまとめる。 ・同市は戦後、「戦災復興都市」の指定を受けなかったため、中心部は細い道が多く、駅前でも車道と歩道の区別がないところも目立つ。 ・駅にはエレベーターなどの設備がなく、足の不自由な人が1人で移動するのは難しい。 ・ユニバーサルデザインは、障害のある人のために障壁を取り除く「バリアフリー」の考えをさらに進めた考え方。建物や施設などを計画段階から、できるだけ多くの人が利用しやすいように設計する。99年、静岡県がユニバーサルデザインの担当部署を設置。複数の自治体が街づくりに採り入れることを表明している。 |