■いつ? |
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1999年4月 |
■どこで? |
記載なし |
■誰が? |
松下電器産業株式会社 |
■何をした(する)? |
総合デザインセンター内に「UDグループ」を作り、デザイン部門での講習会も開いた。 |
■なぜ? |
福祉に特化した商品はコストが高く市場も限られるが、UD商品は通常とほぼ同じコストで済み、広い市場で量産も狙えると考えたため。 |
■どのように? |
・デザイン部門での講習会で配布した冊子には、「ユニバーサルデザインは重要な課題」と位置付け、「要介護者を除く、高齢者、幼児、障害のある人を含めたすべての人」を消費者に取り込むことをうたった。
・松下電器産業株式会社が開発したものの一つに、上半身をおおうノズルからシャワーが何本も噴き出し、浴槽に入りづらい人や心臓への負担が心配な人が、入浴しないでも温まれるように配慮された製品、「座シャワー」がある。 ・「座シャワー」は病院用に試作したが、「医療機器メーカーにはノウハウがあり、うちは量産が得意」(開発担当者)と一般消費者向けに方針を転換した。 ・2000年3月25日の朝日新聞の記事によると、「座シャワー」は「家庭の浴室に簡単に付けられるが、既存のユニットバスやシステムバスには取り付けられない。いす付きタイプは29万8000円、工事費は別。自治体により、補助が受けられる場合がある」とのこと。
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